小池都知事オンラインで公約発表 「子育て世代の家賃負担の軽減」
東京都知事選で3選を目指す小池百合子知事は18日、オンラインで記者会見し「子育て、教育にお金のかからない東京を目指す」と述べ、子育て世代の家賃負担の軽減や、無痛分娩への助成制度新設などの知事選公約を発表した。現行では第2子から無償化されている保育料について、第1子にも拡充する考えも示した。 小池氏は「東京大改革3.0」を掲げ「都民のため、都民と共に都政を進める。世界で一番の都市、東京を実現する」と話した。日本のジェンダー・ギャップ指数の世界ランキングは低いとして、女性活躍基本条例制定を目指す考えを示した。高齢者対策として認知症の専門病院を設けるとした。江戸の文化を世界遺産にする構想も明らかにした。 小池氏は冒頭、オンライン会見とした理由について「マスコミ各社、ネットメディアなどから非常に多くの問い合わせをいただいた。ご希望する全ての皆さまに参加していただけるようにオンラインとした」と述べた。
小池氏は12日の都議会で「もっとバージョンアップさせた東京大改革を進めていく」と立候補の意向を表明した。