広島で「ひろしまたてものがたりフェスタ」 建物42カ所を特別公開
イベント「ひろしまたてものがたりフェスタ2024」が11月8日、始まる。(広島経済新聞) 広島市や呉市の建物公開やガイドツアーなどを行う同イベントは今年で10回目。2015(平成27)年から2017(平成29)年までは「たてものがたりフェスタ」の名称で広島県が主催してきたが、2018(平成30)年からは、実行委員会の主催で「ひろしまたてものがたりフェスタ」にイベント名を改め、対象エリアを県内全域から広島市と呉市に絞って開催している。 建築の特別公開などを行う施設は、広島市内=33カ所、呉市内=9カ所。かつて東遊郭と呼ばれたエリアに残る「一楽旅館」(広島市中区西平塚町)、ABCC(当時)アメリカ人独身寮として計画され、戦後の早い時期に建てられた「比治山ホール」(南区比治山公園)、被爆時には損傷しつつも倒壊は免れ、被爆者の治療の中心となった「旧広島逓信病院外来棟」(中区東白島町)など、広島市内=10カ所、呉市内=1カ所は参加申し込み不要で見学できる。 このほか、建築家の仕事場を公開するオープンアトリエも展開。設計事務所6社が参加し、予約不要で見学できる。 参加無料。見学申し込みは建物により異なる。11月17日まで。
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