大谷翔平、20代ラストは3打数3三振1四球 初回に通算103個目盗塁、日本人単独2位浮上
<ドジャース3-9ダイヤモンドバックス>◇4日(日本時間5日)◇ドジャースタジアム ドジャース大谷翔平投手(29)が「1番DH」で先発出場。現地時間では20代ラストゲームとなったが、3打数3三振1四球に終わった。 2点を先制された直後の第1打席で右腕ゲーレンと対戦。カウント1-2から低めのナックルカーブにバットが回ったが、冷静に低めのボールを2球見極め四球を選んだ。 その後2死一、二塁となり、ヘイワードの打席で今季17個目となる三盗を決めた。さらにこれがメジャー通算103個目の盗塁で、日本人選手単独2位に浮上した。 第2打席は4点をリードされた3回無死、外角の変化球で追い込まれると、カウント1-2から内角低めのナックルカーブにバットが空を切った。 第3打席は1点差に詰め寄った4回2死一塁、一走バーンズが二盗を決め同点機となったが、カウント1-2から高めの直球に手が出ず、見逃し三振に倒れた。 ダイヤモンドバックス先発ゲーレンは今季6勝4敗、防御率2・83という好投手。過去の対戦では3打数無安打0打点。昨年のオールスター戦でも対戦し、空振り三振を喫している。 第4打席は2点をリードされた7回無死で右腕マルティネスと対戦。フルカウントから内角低めに落ちるスライダーで空振り三振に倒れた。1試合3三振は3試合ぶり。無安打も3試合ぶりとなった。 これで打率を3割1分6厘に落とし、この日3打数2安打をマークしたパドレスのアラエスに1厘差でリーグ首位打者を明け渡した。OPS(長打率+出塁率)1.035、27本塁打は代わらずリーグ1位となっている。