【特集】伊佐市の劇団「チームちむどん」 胸が高鳴る! 地元の歴史伝える若者たちの舞台
鹿児島読売テレビ
歌や踊りを組み合わせる沖縄の伝統芸能「組踊」を舞う劇団が伊佐市にいます。伊佐市の幼稚園児から高校生で作る、「チームちむどん」です。「一生懸命はかっこいい」を合言葉に組踊を通して地元の歴史を伝える舞台に励む若者たちの姿を追いました。 力強い掛け声と踊り。見る人をつかんで離さない迫真の演技。伊佐市の劇団「チームちむどん」です。 12月6日。伊佐市の旧大口南中学校には練習に励む団員の姿がありました。練習しているのは「組踊」。芝居や音楽、踊りを組み合わせた沖縄の伝統芸能です。胸が高鳴ることを意味する沖縄の方言「ちむどんどん」から「チームちむどん」と名付け、2014年に結成。市の地域おこし事業の一環で伊佐市にある3つの高校の生徒を沖縄に連れていき、組踊の舞台を見せたのが結成のきっかけでした。 (チームちむどん・前田健二世話役) 「それを見た高校生たちが市長に報告会があった。そのときに「私たちもキラキラしたい」と言い出して」 結成から10年。ちむどんは若者たちの居場所のみならず、人口減少が進む伊佐市に活力を与える存在になっていると言います。 (チームちむどん・前田健二世話役) 「スタート時が子供たちの人材育成だがそれに関わる大人の勉強にもなるので貢献というか刺激を地域に与えられたら」 (詳しくは動画をご覧ください)