TiU(藤原大祐)「人生で初めて死ぬほど緊張した(笑)」ワンマンライブ「TiU POP SHOW Ⅱ "We Are HERO We Are JOKER"」を振り返る
◆新曲「HERO JOKER」のテーマは“童心”
TiUさんは、2月14日(水)に3ヵ月連続リリースのラストを飾る新曲「HERO JOKER」をリリース。“童心”をテーマにした同曲について、「今でも僕は“童心”を持っているんですよ(笑)。そして、チームのみんなもそこを全面に出していくことが僕の良さだと言ってくれて。それに、(童心は)TiUとして活動するときのテーマでもあるので、昨年10月に20歳になり、大人になったタイミングで“あえて童心に帰る”という意味で、子ども心をテーマに作りました」と解説します。 さらには「子どもの頃に憧れていたヒーローは、常に悪役(JOKER)がいるよなと思って、そこから世の中の二面性、心のなかの二面性を子どもから連想して作りました」とも また、今回は全編英語詞で制作されていますが、「英語で(詞を)書くことに抵抗はなく、むしろ、英語のほうがストレートに書けるといいますか、日本語はむしろ言葉を知っているから遠回りしたくなっちゃう。“I Love You”は書きやすいけど“愛してる”は歌詞に入れづらいというか、直接的すぎて安っぽく聴こえちゃうんですよね」と持論を述べます。
◆音楽は「思っていることが全部出せる」
自身で作詞・作曲・アレンジまで手がけるTiUさん。それだけに、自宅にはたくさんの機材があるそうで、「去年は貯金がゼロになるまで、いろいろな機材を買いそろえました。なので、役者の仕事から帰ってきて、夜中から朝まで(音楽の)作業して、また役者の仕事に行って、休日に作業したり……」と生活サイクルを明かすと、「休んでいないじゃないですか!?」と案じるれなち。しかし、TiUさんは「曲を作っているときがめちゃめちゃ楽しんですよ。思っていることが全部出せるので」と苦ではない様子。 また現在、役者とアーティストの二刀流で活躍していますが、「役者って自分ではない人間を演じているので、ほぼ僕じゃないんですよ。逆に音楽は、自分の内側に潜って探していくから、(取り組み方が)まったく違う印象がありますね」と話していました。 (TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」2024年2月28日(水)放送より)