大谷翔平、先頭打者弾含む2安打2打点!一塁ベース踏み直しは「分からなかったので…」/一問一答
<ホワイトソックス3-4ドジャース>◇25日(日本時間26日)◇ギャランティードレートフィールド 【動画】大谷翔平、先頭打者弾!一塁踏み忘れ?…戻って踏み直す ドジャース大谷翔平投手(29)が今季2本目、自身8本目の24号先頭打者アーチを放つなど、4打数2安打1本塁打2打点の活躍だった。ホワイトソックス先発フレクセンのカーブにややタイミングを外されながらも、右翼手ファムのグラブをかすめてスタンドイン。これでシーズン48本ペースとなった。第3打席では決勝の右前適時打を放った。 【大谷の囲み取材での一問一答は以下の通り】 -今日の打席では何を考えていたか 「ヒットを打つことをまず考えてましたし。甘い球ではなかったですけど。しっかりといい結果に結びつくヒットだったなと思います」 -本塁打の時は一塁ベースを踏み忘れたか 「踏んだか踏んでないか、ちょっとわからなかったので、一応戻りました」 -自分の判断で戻ったか 「いやもう本当に、最初は入ってくれないかなっていうか。越えてくれないかなと思って(打球を)見てたので。バットをちょっと持ちすぎてたので、(一塁ベースコーチの)クレイトンに『(バットを)置いてけ』っていう感じで言われて。自分でその後に踏んだかどうかわからなかったので一応戻ったっていう形です」 -9試合連続打点となった 「昨日もそうでしたけど、ノーヒットでも、ヒットじゃなくても得点になるシチュエーションをしっかり、まずチーム全体で作れてるっていうのが、僕の打点がどうのこうの限らず、いい結果に結び付いてるんじゃないかなと思うので。ノーアウト2塁で引っ張った、昨日ジェイソン(ヘイワード)の打席もそうでしたけど、ああいう打席が多いとやっぱり得点を重ねられるシチュエーションが多くなるんじゃないかなと思います」 -シーズン半分の81試合が終わったがドジャースとの関係性は 「時間がたつにつれて、この人はどういう人なんだなとか、チーム全体としての印象もそうですけど。まず何回も言ってますけど、自分がドジャースという球団、チームメートにまず慣れる必要があるんじゃないかなと思うので。そういう意味ではいい前半戦だったなというか、素晴らしい前半戦だったなと思います」 -ピッチングをしないことで打撃にいい影響が出ているか 「どうなんですかね。確実に運動量が少ないので、リカバリーはしっかり取れるっていうのは間違いないと思うので。プラスやっぱり、毎年毎年経験を重ねるごとに、自分の中でもバッターとしても成長できてるので。そこがいい成績には結びついてるのかなとは思います」 -ホームランはメジャーで一番打球速度(151キロ)が遅かった 「フルカウント(実際は2-2)だったので。たまたまカーブがちょっと外寄りの真ん中ぐらいに来たので。打感としてはそんなに(バットの)先っぽの方でしたけど、入ってくれたらいいなっていう感じで走ってました」 -1番打者として1打席目が違うと話していたが工夫していることは 「基本的にはあんまり変わらないようにはしてますけど。ピッチャーによって多少、どの打席もそうですけど、アプローチは多少変わってくるので。1打席目は特にチームの流れ的にも大事ですし、アウトのなり方も大事なんじゃないかなと思ってます。 -4回の適時打はどんな狙いだったか 「さっきも言った通り、基本的には本当にストライクを打つ、ボールを見送る。何回も言ってますけど、それが一番大事なので。それで言うとボール球は打ってるんですけど。2球連続で同じ球種(カットボール)も来てますし。そういう意味ではいい反応ができてたのかなと思います」 -オールスターも近づいている。ホームランダービーについての考えは 「ホームランダービーはわからないです。まずオファーがないとっていう感じなので。それからかなと思いますし、僕もリハビリをやってるので。ドクターの許可であったりとか、トレーナーの許可や、チームの許可であったりとか。もちろんやりたい気持ちはどの選手もあると思うので。そういう他の部分との兼ね合い次第かなと思います」 -第2回ファン投票中間発表ではDH部門ダントツだった。オールスターへの思いは 「それはもうもちろん出たいですね。ファン投票はもっと特別だと思っているので。そこでやっぱり出るっていうのが選手としては一番うれしいんじゃないかなとは思います」 -ボールの見極めが良くなってきた。それは調子が良いから見極められるのか、見極められているから調子が良いのか 「いい待ち方ができてるので、いい結果に結びついてるっていう感じじゃないかなと思います。いい構えの結果、ボール球を見送れているので、いい結果に結びついてるっていう感じだと思います」 -ホワイトソックス先発のフレクセンには去年まで18打数3安打だった。昔の対戦成績はどのくらい意識するか 「マリナーズ(フレクセンは昨季マリナーズ所属)ではたくさん対戦をしましたけど、マリナーズ時代と多少スタッツ的にも違う部分があったりとか。全体的にトータルしてみた時に投げる球種の割合が違ったりとかはすると思うので。あとは自分に対する攻め方も、全部トータルで対策を立てて、1打席1打席いくという感じかなと思います」