iPadOS 17で何が変わった?「メモ」でPDFを扱うときに確認したい5つの基本操作
【iPad Hacks】
iPadOS 17では、「メモ」アプリでPDFを管理する際の表示や操作方法が変わりました。OSアップデート後に、まだ関連操作を試したことがない人は、本稿で紹介する5つの基本操作をチェックしておきましょう。 【詳しい操作方法を画像でチェックする】
1. PDFのサイズを変える
iPadOS 17において、「メモ」アプリの中でスキャンして保存したPDFや「ファイル」などほかのアプリからドラッグ&ドロップなどの操作で貼り付けたPDFは、その内要を確認しやすいサイズで表示できるようになりました。 この際、PDFの拡大縮小率を変更できます。その方法は主に2通り。 1つ目は、貼り付けたPDFに対して、ピンチイン・アウト操作を行うことです。 基本的に拡大縮小操作の多くは、このピンチイン・アウトで済みます。ただし、最小化はできません。 一方、2つ目の操作では、PDFの表示を最小化できます。貼り付けたPDFのファイル名横にある「∨」をタップ。「表示形式」を選択して、サイズを選びましょう。「小」を選ぶとピンチイン・アウトではできないサイズまで下げることができます。 例えば、1つのメモに複数のPDFを貼り付けて情報を整理したい場合などには、こうした操作を活用すると良いでしょう。
2. PDFのページをめくる
ページ数が多いPDFを配置した場合には、PDF内の情報を探すのも効率的に行いたいものです。こちらも覚えておきたい操作は2つあります。 1つ目は、ページの一覧を小さく表示して書くにする方法です。具体的には、配置したPDFの右上に表示される「サムネールを表示」をタップすればOK。 2つ目は、直接PDFを左右にスワイプする方法です。こちらの方が直感的に扱えることが多いかもしれません。
3. マークアップを記入する
メモに貼り付けたPDFを編集できます。ファイル名の横にある「∨」をタップして表示されるメニューから「クイックルック」を選択しましょう。 PDFが全画面表示になります。あとはペンのアイコンをタップして、通常のマークアップ操作を行いましょう。マークアップ機能で記入した文字などは、そのままデータ内に保存されます。