一問一答 ドジャース・大谷翔平はPS無走者で19打数無安打の結果に「振った時のアプローチの方」と分析
【ニューヨーク15日（日本時間16日）】米大リーグのポストシーズン（PS）は、ナ・リーグのリーグ優勝決定シリーズ（7回戦制）第3戦が16日（同17日）にメッツの本拠地シティ・フィールドで行われる。ドジャース・大谷翔平投手（30）が前日会見に出席し、走者の有無で打撃成績に明暗が分かれている要因などについて語った。主な一問一答は以下の通り。 【写真】デコピンを抱きかかえる大谷夫人の真美子さん ――走者の有無で相手のアプローチが違うか。打順変更の可能性は 「攻めに関しては特に気にしていない。どの攻めでもやること自体は変わらないのでこれはシーズン中からずっと言ってきているので、それ自体を大きく変えることはないですし、打順に関しては僕の仕事ではないので、チームとしてどういう方針でいくのかというのは自分は柔軟にその時になったら対応できればいいのかなと思います」 ――調子が悪いとマイナス思考になることはあるか 「結果はもちろんそうですけど、それよりも自分のフィーリング、感覚が一番だと思うので、感覚が良くて結果が出ていない時はそこまで気にする（ことはない）、運の要素の方が強かったりするので、そこは除外すると思う。結果が出てない要因として感覚が悪いのであれば、それは修正する必要があるので練習するなり、その感覚を取り戻す、何かいい方法、それがフィジカルの場合もあるので、どこが原因なのか改善する必要があるかなと思います」 ――大谷の打席で三塁手が三塁線を空けているが、左方向を狙う考えは 「シチュエーションによりますね。それが一番、そのシチュエーションで効果的ならもちろんやりますし、それは時と場合に、もちろん戦術なのでチームの方針もありますし、時と場合によるかなと思います」 ――ロバーツ監督はボールゾーンに手が出ていると 「ストライクゾーンの管理についてはそこまで大きくずれていないかなと思います。どちらかというとストライクゾーンで自分がスイングしにいった時にファウルになる、ポップフライになるというパターンの方が傾向が強いと思うので、ストライクゾーンの管理よりはストライクゾーンにきたときに振ったときのアプローチの方かなと思います」 ――WBCとPSの違い
「短期決戦という意味では同じですけど、捉え方は違うというか、1年間、長いことシーズンで一緒に戦ってきたチームメート、ファンの人たちもそうですし、その人たちと最後にやる短期決戦と、ある意味、一気に集まって国を代表するWBCとでは少し試合の雰囲気、チームの雰囲気というのは多少違うと思います」
