全然似てない!? エリザベス女王&フィリップ王配の新しい彫像に批判殺到「作り直すべき」「税金泥棒」SNSで物議
エリザベス女王が亡くなってから2年が経つ2024年9月、北アイルランドのアントリム城庭園で新しい彫像が除幕された。エリザベス女王の隣には2021年4月に亡くなったフィリップ王配が佇み、足元には愛犬だった2匹のコーギーの姿も。ふたりの思い出に敬意を表するはずの彫像が「全然似てない」とSNSで賛否を巻き起こしている。 【写真】エリザベス女王&フィリップ殿下の、愛あふれる写真アルバム
議論の的となっている彫像はアントリム州ニュータウンアビー区議会によって依頼され、アーティストのアント・ブレナンが制作。「女王陛下が威厳あるポーズをとられ、その優雅さ、堅忍不抜の精神、そして生涯をかけた公共サービスへの献身を反映している」という。
これに対し、SNSでは「ひどい出来」「溶かして今すぐ作り直してほしい」「税金の無駄遣い」など批判が殺到。除幕式に出席した北アイルランドの民主統一党ジョン・スミス議員も「人物を完ぺきに再現するのは難しい」と擁護しつつ、この彫像については「驚いた」「遠くから見れば問題ないと思う」と微妙な反応。
物議を醸した作品は過去にも。アメリカ人画家ジョージ・コンドが2006年に発表したエリザベス女王の肖像画は、専門家から「恥ずかしいほどひどい」と酷評の嵐。「当初は女王を裸で描こうとしていた」という衝撃の裏話も話題を集めた。エリザベス女王とフィリップ王配が今回の彫像を見たらどう思うのか……気になるところ。