大学生ドラフト期待度ランキング【2024年新年版】 20位-11位 “国立大の星”、復活をかける157キロ右腕などを選出!
昨年に続いて今年も大学生は大豊作の予感!逸材が揃う中、『高校野球ドットコム』では、「期待度ランキング」で30人を選んだ。今回は20位から11位を紹介したい。 【動画】明大の名手、大商大のスラッガーなど...24年のドラフトも逸材だらけ!
急激に成長中、期待の左腕!
20位 竹内 翔汰外野手(創志学園-立命館大) 今年の関西学生リーグNO.1スラッガー。広角に本塁打が打て、昨秋のリーグ戦でも特大弾を記録している。スローイングも確実性があり、守備力も高い。タイプとしてはDeNAのスラッガー・佐野 恵太外野手(広陵-明治大)を彷彿とさせる。今春のリーグ戦では文句なしの成績を残して上位指名につなげたい。 19位 土山 翔生内野手(岡山理大附-國學院大) 大学日本代表強化合宿でも安打を記録するなど、攻守で冴えたパフォーマンスを見せる。他を圧倒する長打力、俊足があるわけではないが、中日3位指名を受けた辻本倫太郎内野手(仙台大)のような上位評価を受ける可能性も。 18位 長谷川 優也投手(日本文理-東京農業大) 春は東都二部、秋は東都三部で戦うことになったが、実力はピカイチ。140キロ中盤の速球は“なぜか打たれない”球質の良さがあり、制球力も抜群だ。 17位 浅利 太門投手(興國-明治大) 高校時代はセンスの良さが光る右腕だったが、明治大の3年間で速球派右腕へ化けた。明治大の先輩・森下 暢仁投手(広島)のように、躍動感溢れる縦振りの投球フォームから繰り出す最速154キロの速球は威力抜群。3年時は秋春のリーグ戦9試合に登板。最終学年ではエースとして活躍を目指す。 16位 東田 健臣投手(西脇工-駒澤大) 東都一部復帰の原動力となった本格派左腕。出所が見にくいフォームから繰り出す140キロ中盤の速球は伸びがあり、さらに切れのあるスライダーのコンビネーションで、次々と三振を奪うことができる。
國學院大のエースは、威力アップで上位確実!?
15位 吉鶴 翔瑛投手(木更津総合-法政大) 高校時代からチームメイトの篠木 健太郎投手とともに注目される速球派左腕。140キロ後半の速球、鋭角に切れ込むスライダーで翻弄する。1年通して成績を残せば、上位指名も有望となる。 14位 清水 智裕捕手(大垣日大-中部大) 大学強化合宿では金丸 夢斗投手(関西大)から右中間を破る適時二塁打を放ち、盗塁も刺し、アピールに成功した強肩強打の捕手。 13位 坂口 翔颯投手(報徳学園-國學院大) 直球、変化球の精度、コントロール、メンタルの強さとすべてにおいて一級品の好投手。1年生から東都の修羅場をくぐり抜けてきたということもあり、安定感抜群。ただ、他のドラ1候補の右腕に比べると、少し威力不足なところがある。この1年で、どれだけスケールアップできるか。 12位 藤澤 涼介外野手(佐野日大-横浜国立大) 2024年の“国立大の星”として注目される大型外野手。大学強化合宿でも長打、強肩、俊足を披露し、存在感を示した。昨年のドラフトでは大型外野手・宮崎 一樹外野手(山梨学院)が3位指名を受け、大型外野手はいつでも需要がある。今春のリーグ戦で突き抜けたパフォーマンスを見せることができるか。 11位 篠木 健太郎投手(木更津総合-法政大) 復活を期待したい157キロ右腕。大学強化合宿では不本意な投球に終わり、本人は「全く駄目でした」と語る。剛速球、スライダーのコンビネーションが上手くハマって投球ができれば、上位指名は確実。