三笠宮妃百合子さま薨去で石破首相が謹話 「心から哀悼の意を表する」
林芳正官房長官は15日の記者会見で、三笠宮妃百合子さまの薨去(こうきょ)を受けた石破茂首相の謹話を発表した。全文は以下の通り。 【写真】お子さま方と写真に納まる三笠宮妃百合子さま 三笠宮妃百合子殿下の御訃報に接し、悲しみの念を禁じ得ません。 妃殿下には、御結婚以来三笠宮をよく支えられ、皇族として、医療、福祉、文化、スポーツ、国際親善等幅広い分野にわたり貢献され、とりわけ、母子愛育事業には長年にわたり関わり、献身的な御尽力をなされました。 また、妃殿下は各種記念式典、大会に御臨席の際には関係者を励まされるなど、国民と親しく接せられました。 お年を召されてからは、静かな日々をお健やかにお過ごしになり、昨年には、百寿をお迎えになりました。国民は、妃殿下の一層の御長寿を願っておりましたところ、思いもむなしく薨去されましたことは、誠に哀惜に堪えません。 皇室を始め御近親の方々の深いお悲しみを拝察申し上げ、ここに、国民と共に謹んで心から哀悼の意を表します。