三浦監督に評価されず…?DeNA、前年から1軍出場がない選手(2)プロ5年目での1軍デビューは…?
昨季は三浦大輔監督のもと3位に入り、2年連続のAクラス入りを果たした横浜DeNAベイスターズ。若手の台頭も著しいが、その影では一軍出場の機会を掴めない選手もいる。特に前年から一軍出場がない選手は、是が非でも一軍昇格を勝ち取りたいところだろう。そこで今回は、前年から一軍出場がないDeNAの選手を紹介したい。
東妻純平
投打:右投右打 身長/体重:174cm/83kg 生年月日:2001年7月3日 経歴:智弁和歌山高 ドラフト:2019年ドラフト4位 チーム事情も相まって、いまだに一軍出場を果たせていない東妻純平。課題である打撃の上達が必須となっている。 智弁和歌山高では捕手として活躍した。扇の要としてはもちろん、高校通算34本塁打を放つなど、打撃でもチームを牽引。迎えたドラフト会議では横浜DeNAベイスターズから4位指名を受け、プロ入りを果たした。 とはいえ、高卒1年目はファームで32試合に出場し、打率.070と非常に苦しむシーズンを過ごした。 それでも徐々に力をつけていき、2022年はファームで59試合に出場し、打率を.244まで挙げた。出場機会を増やすため、外野など捕手以外のポジションにも挑戦した。 ただ、一軍には山本祐大や伊藤光といった選手が控えており、捕手での出場は容易ではない。また、度会隆輝や筒香嘉智の加入もあり、外野手の競争も熾烈を極めている。 今季も、ファームで打率2割台前半とやや物足りない数字となっている。打撃で猛アピールし、待望の一軍デビューを飾りたい。
ベースボールチャンネル編集部