妻の裏切りがハンパなかった…!不倫とコンプラの意外な関係と、会社の同僚に「妻を奪われた夫」が踏み切った「覚悟の内部告発」、その一部始終
会社の同僚と妻が不倫…
筆者は行政書士、ファイナンシャルプランナーとして夫婦の悩み相談にのっています。 前編「「妻の心を奪ったのは会社の同僚でした」…妻と同僚の裏切りのはてに、「公益通報」は可能なのか? …38歳技術職の社員が踏み切った「苦渋の決断」」では、今回の相談者・水木鉄平さんの妻の不倫について、見てきました。鉄平さんと妻は同じ会社に勤めていますが、妻の不倫相手も会社の同僚でした。 【画像】全国で大人気! 自動車のナンバーで『358』と『3588』が急増のワケ 妻の彩乃さんと不倫相手の男・青柳巧氏を問い詰めたものの、彩乃さんは「別れる」と嘘をつき、青柳氏は「別れない」と開き直っています。 どうしようもない状況に陥った鉄平さんが証拠を持って、筆者の事務所を訪れたのは、そんなタイミングでした。 今回の記事のポイントは「不倫の内部告発」が可能かどうかということですが、その成功例をお伝えしていきます。 <登場人物(年齢は相談時点。名前は仮)> 夫:水木鉄平(38歳、会社員。技術開発部)☆ 今回の相談者 妻:水木彩乃(36歳。会社員。法人営業部) 子:水木莉乃(8歳。小学生) 同僚:青柳巧(34歳。法人営業部の課長) 同僚:八端洋治(50歳。法人営業部の部長)
相談した上司が放った「恐るべき一言」
その解決は、やはり不倫の現場が「社内」であることを利用するべきでしょう。頼るべきは上司です。いくらなんでも上司に注意されれば、ふざけた態度をとることはできず、妻と別れるしかないはずです。 鉄平さんはそう信じ、青柳氏の直属の上司である法人営業部長の八端洋治氏と会う約束をとったのです。内容が内容なので誰にも聞かれないように会議室を予約し、他の人間の立ち入りを禁止した上で部長とサシで直談判したのでした。 まず、部長は「彼女の旦那は君だったのね」と前置きした上で、その第一声は青柳氏の手付けの早さについてでした。「彼の『手付けの早さ』には私もホトホト困っているんだよ。ちょうど3年前かなぁ。人妻とデキちゃってさ」と振り返ります。 「今回が初めてじゃないんですか?」 「そのときは派遣の子だったんだけど、その子の旦那がすごい剣幕で電話をかけてきたんだ。もう、とにかく『アイツを辞めさせろ』の一点張り」 「それで 青柳さんはどうなったんですか?」 「異動や左遷はちょっとためらったんだ。彼はうちの部署はトップの成績をあげており、とても大事な戦力だからね」 こういうと、部長はため息をつきました。 結局、女性の派遣契約を更新しないことで、彼女の夫は手を引いたようです。 「青柳さんはお咎めなしですか?」 「1ヵ月の謹慎処分にしたけどね。まぁ、喧嘩両成敗ということだね」 八端部長は部下の不祥事が自分の人事評価に響くことを気にしている様子でした。しかし、鉄平さんが「青柳さんは常習犯なのだから、彼をクビにしてください!」と訴えかけても、部長は首を横に振るだけでした。 「まぁ、今回は彼には私から、よくよく言っておくから。男は結局、そういう生き物なんだよ。大目に見てやってよ」と、幕引きをはかってきました。 カッとなった鉄平さんが「うちの会社は不倫公認なんですか?」と詰めよると、部長の顔色が変わりました。 「プライベートのことまで関知しない。これで話はおしまいだ。しつこくするなら、お前を営業部に業務応援に行かせるぞ!」 鉄平さんは技術畑16年の生粋のエンジニア。どぶ板営業がつとまるわけがないことを見越しての発言でした。さらに部長は、「辞めてもらっても、いっこうに構わないぞ。僕と君とは何の関係もないし」と畳みかけてきました。 鉄平さんは怒りの矛先をおさめるしかありませんでした。
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