ハコスカなどの人気車種から、マニアックなフジキャビンまでがアート作品に!? セリカ乗りのアーティストが手掛ける木彫作品の個展「#彫り物 #乗り物/#sculpture #vehcle」が開催中!
東京都千代田区にあるギャラリー「光灯」にて、山崎悠人さんの個展「#彫り物 #乗り物/#sculpture #vehcle」が、11月23日まで開催中だ。 【画像16枚】人気車種からフジキャビンなどのマニアック車種まで、100台以上の彫刻が並ぶ! 山崎悠人さんは、1983年生まれの彫刻家。代表的な作品には観葉植物をモチーフにした彫刻があるが、今回の個展は「乗り物」をコンセプトにした展示となっている。 その中には、ハコスカやS30フェアレディZ、AE86などの人気車種をモチーフにして作られたものや、映画「バック・トゥー・ザ・フューチャ」などの劇中車をモチーフにした作品が並ぶ。 また、中にはフジキャビンやラリー仕様のセリカなど、クルマ好きなら思わず目を止めてしまうようなマニアックな車種をモチーフにした作品も多く展示されている。 それもそのはず。作者の山崎さんは、自身も75年式のセリカLBを所有する旧車乗り。クルマをモチーフにした作品を造るきっかけも、最初は自身の愛車を彫ったことからだった。 本展では、映画に登場するスーパーカーやインターネット上の写真をもとに想像を織り交ぜながら、山崎さんが約2年間を掛けて作ってきた100台もの「乗り物」が一同に展示されている。 自身に無理のない範疇の手元で丁寧に彫られたという木彫りの作品は、各車種の特徴を的確に捉えながらも、手彫りならではの暖かさが感じられる作品となっており、「彫刻を日常に取り入れる」という山崎さんの発想が空気感として伝わる展示内容だ。 また、本展のタイトル「彫り物」は、挽き物や焼き物、曲げ物など、日本ならではの歴史を持つ言葉であり、山崎さんの哲学を表す一端となっている。「自身の生き様そのものが作品になればいい」と語る山崎さんが、真摯に向き合ってきた彫刻の最新作。作品を実際に手にとって、購入することも可能だ。 クルマ好きの人も存分に楽しめる展示となっているので、この機会にぜひ、クルマをモチーフにしたアート作品に触れてみよう。 【展覧会概要】 山崎悠人 「#彫り物 #乗り物 / #sculpture #vehicle 」 会場|光灯 会期|2024年10月24日(木)~11月23日(土)[木金土のみオープン] 開廊時間|木・金 13:00~19:00 土 12:00~18:00 住所|101-0037 東京都千代田区神田西福田町4-5 神田ビル3F アクセス|神田駅、岩本町駅、小伝馬町駅から徒歩6分 【アーティストプロフィール】 山崎悠人 Yamasaki Yuto 1983年福岡県生まれ。2009年、武蔵野美術大学大学院彫刻学科修了。 現在福岡県うきは市にて制作。 Instagram @yamasakiyuto
Nosweb 編集部