ちょっと昔の日本を垣間見られる、マニアックな地図サービス5選
■8万にもおよぶ古い地名を表示可能「日本歴史地名大系」 「日本歴史地名大系」は、日本全国の古い地名を現代の地図に重ねて表示できるサービス。ジャパンナレッジ版「日本歴史地名大系」に収録されている8万にもおよぶ地点数に対応しており、マップを拡大してアイコンをクリックすることで、当時の地名を表示できる。検索機能も用意されており、古い地名から現在の住所を逆引きすることも可能。
■歴史地図を現代のマップサービス風に表示できる「れきちず」 「れきちず」は、現代のマップサービスと同じ使い勝手で、歴史地図を閲覧できるサービス。現在は江戸後期について、関東を中心としたエリアのみ実装されているが、長期的には平安以降、全国に対応することを目標としている。前述の「日本歴史地名大系」のデータセットも搭載する。このほか地形の3D表示にも対応している。
■ 山口真弘 ITライター。PC周辺機器メーカーやユーザビリティコンサルタントを経て現職。各種レビュー・ハウツー記事をWebや雑誌に執筆。最近は専門であるPC周辺機器・アクセサリに加え電子書籍、スマートスピーカーがおもな守備範囲。著書に『ScanSnap仕事便利帳』(ソフトバンククリエイティブ)『PDF+Acrobat ビジネス文書活用[ビジテク] 』(翔泳社)など。
山口真弘