【ホープフルS・登録馬】東スポ杯2歳S覇者クロワデュノールが主役 マジックサンズ、マスカレードボールらがライバルに
[GⅠホープフルステークス=2024年12月28日(土曜)2歳、中山競馬場・芝内2000メートル] 【写真】ホープフルS登録馬 暮れの2歳中距離王決定戦・ホープフルS(28日=中山芝内2000メートル)の登録馬が15日に発表された。昨年は牝馬レガレイラが鮮やかな差し切り勝ちを飾り、皐月賞へと向かったが、今年はどの馬が栄冠に輝くか。 本レースは2017年にGⅠ昇格後、最多3頭の勝ち馬が前走・東スポ杯、2頭が萩S組。データ上では東スポ杯覇者クロワデュノールが最有力となるだろう。前走は一頓挫あった中での急仕上げ。休み明けをプラス24キロでの出走となったが、新馬戦と同じく好位からセンスある競馬で押し切った。万全ならもっと強いはず。 一方、マジックサンズは札幌2歳S以来の実戦。前走で土をつけたアルマヴェローチェが阪神JFを制したなら、この馬にもGⅠ馬の資格あり。佐々木が同一年2歳重賞4勝目の離れ業で頂点に上り詰めてもおかしくない。 無敗の2連勝で臨むマスカレードボールは、前走のアイビーSを1分45秒8の好タイムで制した。レース上がりを0秒9上回る最速33秒4を叩き出し、キレ味は抜群だ。 また、東京芝2000メートルの新馬戦を勝利した3冠牝馬アパパネの子アマキヒは、名伯楽・国枝調教師の悲願であるダービー制覇に向け、ここで結果を残したい。師にとって最後のチャンスだ。
東スポ競馬編集部