帝京の「緊張和らげた」、DFラビーニ未蘭が大会開幕弾を回想「ドフリーでヘディングできました」
貴重な先制点を決めた帝京高校のDFラビーニ未蘭が試合を振り返った。 帝京は28日、第103回全国高校サッカー選手権大会の開幕戦で京都橘高校と対戦。戦後最多の6度優勝を誇りながら、15大会ぶりの出場となったなか、2-1の勝利を収めた。 先制点は5分のCKから。MF堀江真広のインスイングのクロスをラビーニ未蘭が頭で叩き込んだ。 試合後、自らの得点について語ったラビーニ未蘭。仲間と作った狙い通りの形だったと胸を張った。 「堀江くんのクロスもピンポイントで正確だったし、永田くん(MF永田煌)にブロックしてとお願いして、しっかりブロックしてくれたので、自分がドフリーでヘディングすることができました」 「少し全員緊張していて固かったですけど、自分がそこでヘディングで入れて、ちょっと緊張を和らげることができたと思っています」 「(大会初ゴールが自分になると)予想は立てていましたけど、本当に来るとは思っていなかったです(笑)」 また、左サイドバックとしても攻守に奮闘。多数のセットプレーにロングスローも駆使し、後半アディショナルタイムにクロスバー直撃のシュートもあった京都橘の攻撃に抗った。 「京都橘さんの攻撃がものすごくて、守備で耐えて耐えてというのをずっと続けていたので、気持ちとしては結構大変でした」 「焦ってはいましたが、バーに当たるということは、今日は帝京というチームが運を持っているというか、ゴールに入らないようなものがあった。日常生活でしっかりやっているので、そういうところが活きてきたのではないかと思いました」 「(終盤の自らのディフェンスは)本当に最後だったので、ディフェンダーとして身体を張ってゴールを守るしかないという気持ちでやりました」 「自分たちの4バックでしっかりハイラインを整えて、オフサイドというのは作戦として1つあったので、それが結構成立していたのは嬉しかったです」
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