南部町で「スマイル ジェラートカーニバル」 マルシェにぎわう
南部町市山の交流拠点施設「えんがーの富有」で15日、「スマイル ジェラートカーニバル」が開かれた。訪れた人は地元産の素材を使ったジェラートと石川県能登地方の特産品や地元産の農作物を販売するマルシェを楽しんだ。売り上げの一部は寄付し、能登半島地震の被災地の農業復興支援に役立てる。 同施設内のジェラート店「pa cherry b.(パッチェリービー)」が開店6周年を記念して開催。地元で採れたイチゴやムラサキイモを素材に用いたほか、能登地方のみそや塩で風味を加えたジェラートが販売された。 マルシェには、能登半島産の魚醬(ぎょしょう)やジェラートに使ったみそや塩、地元産の新鮮な野菜や果物が並んだ。日本のコーヒー文化のパイオニアで島根県浜田市出身の三浦義武氏(故人)にちなんだ「ヨシタケコーヒー」の試飲もあり、多くの人でにぎわった。 共に米子市から訪れた安井彩瑛さん(12)=淀江小6年=と平松愛莉さん(11)=住吉小6年=は「いちごヨーグルトのジェラートが酸味と甘みがあっておいしかった」と笑顔を見せた。
日本海新聞