「これメチャメチャ痛そう」流血暴行された人気レスラー、掟破りのムチ打ち攻撃で衝撃リベンジ 「ホーガンロックでベルト打ちやってた」世代を越えた奇跡のオマージュにファン歓喜
【WWE】SMACKDOWN(4月5日・日本時間6日/フィラデルフィア) ザ・ロックことドウェイン・ジョンソンの「ムチ打ちの刑」に悶絶したレスラー2人がその手下をベルトでムチ打ちフルスウィング葬。リングにこだまする乾ききった音と悶絶する相手の痛すぎるリアクションに、様々な角度からファンが注目した。 【映像】掟破りのムチ打ち攻撃に悶絶の瞬間 今週のWWE『SMACKDOWN』は、レッスルマニア直前の特別な空気感のなか、ここまで悪の軍団“ブラッドライン”に苦しめられたトップレスラーが決戦前夜の大報復。ソロ・シコアとジェイ・ウーソのシングルマッチに、コーディ・ローデスとセス・ロリンズが乱入し、掟破りのベルトムチ打ち刑で雪辱を果たした。 ここ数週間レッスルマニアに向けてザ・ロック、ローマン・レインズ、ソロ・シコア、ジミー・ウーソの“ブラッドライン”と、コーディ・ローデス、セス・ロリンズ、ジェイ・ウーソの全面戦争が各所で勃発してきたが、この日行われたシコアとジェイのシングル戦はレッスルマニアで行われるジミー・ウーソとジェイの公開兄弟喧嘩の前哨戦となる戦いだ。 試合は想定どおりジェイがシコアを攻めたてる場面で、翌日対戦するジミーが乱入し“ブラッドライン"があっさり反則敗け。当然ながらジェイにダメージを与えようと2対1となるが、そこにコーディ&セスが救出に現れ、ジミーとシコアを一蹴した。 ここまではよくある救出劇だが、この日はこれで終わらなかった。今週のRAWで“ブラッドライン”のロック&レインズにベルトでムチ打ちされて屈辱を味わったコーディが、ベルトを取り出し報復を宣言。 自らのニックネーム「アメリカン・ナイトメア」と刻まれた分厚い革製のベルトを取り出したコーディは、ジミーとシコアにお見舞いすると、リングに残されたジミーを3人で取り囲む。 3対1の公開処刑に解説の堀江ガンツ氏も「ちょっと気の毒になりますね…」とコメント。ロリンズも参加し、お返しとばかりに全力フルスウィングでムチ打ちを敢行すると「バシッ」と乾いた音とともにジミーは悶絶。ファンからは「いてえ」「ジミー可哀想」「技より痛そう」といった声が上がった。 コーディがマイクを取り“ブラッドライン”の壊滅を宣言するなど『SMACKDOWN』は大団円を迎えたが、ムチ打ちのシーンにファンから「ホーガンがロックにベルト打ちやってたよな」という声も…。 思えば1990年の「レッスル・マニア18」で、新進気鋭のザ・ロックが、ヒール化してカムバックしたハルク・ホーガンに対してベルトを使ったムチ打ち制裁をした「ICON vs ICON」対決のオマージュともいえる流れ。あの時はホーガン超えを果たし世代交代に成功したロックだが、今度は時代の流れを止める老害として立ちはだかっている。 24年後の新たな「ICON vs ICON」対決の結末は如何に「レッスル・マニア40」に大注目だ。 (ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)
ABEMA TIMES編集部