『関西検察のエース』準強制性交の疑いで元大阪地検のトップを逮捕 『検事正』の在任期間中に犯行か 「被害者のプライバシーの観点」詳細な容疑明かさず
元大阪地検検事正で、法曹界で「関西検察のエース」と言われた弁護士の男が、準強制性交の疑いで逮捕されました。大阪高検は容疑の詳細や認否について「被害者のプライバシーの観点」を理由に明らかにしていませんが、関係者によると、検事正の在任期間中の犯行容疑で、被害者は女性だということです。 準強制性交の疑いで大阪高検に逮捕されたのは、大阪弁護士会に所属する弁護士の北川健太郎容疑者(64)です。 北川容疑者は石川県出身で、1983年に金沢大学を卒業後、検事として主に関西地区の検察庁でキャリアを重ね、那覇地検検事正、大阪地検・高検の次席検事、最高検の刑事部長などを歴任し、2018~2019年には大阪地検の検事正を務め、「関西検察のエース」として知られていました。2019年、定年を前に退官し、弁護士として活動していました。 大阪高検は逮捕容疑の詳細について明かしておらず、理由について「被害者のプライバシーの観点から、被害者の特定につながる事件の詳細は回答を差し控える」とし、北川容疑者の認否についても明らかにしていません。関係者によると、検事正の在任期間中の犯行容疑で、被害者は女性だということです。 大阪高検は「適正に捜査を遂げた上で、最終処分を検討したい。検察の要職にあった者が逮捕されたことは誠に遺憾である」とコメントしています。
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