米国株式市場、来年1月9日は休場-カーター元大統領の服喪
(ブルームバーグ): 米株式市場は、カーター元大統領の服喪の日に当たる来年1月9日に休場となる。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)とナスダック、Cboeグローバル・マーケッツがそれぞれ明らかにした。CMEグループは現時点で計画を示していない。
米国は伝統的に、大統領経験者の死去後に金融市場での取引を一時的に停止する。カーター氏は29日に100歳で亡くなった。前回は2018年12月5日、ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領(父ブッシュ)の国葬日に休場となった。
NYSEグループのリン・マーティン社長は「カーター元大統領が生涯にわたってわが国に尽くされた功績を謹んでたたえ、服喪の日に休場とする」と発表文に記した。服喪期間中に米国旗を半旗にして掲げるとも述べた。
また、米証券業金融市場協会(SIFMA)は1月9日の米国債現物市場を、米東部時間午後2時までの短縮取引とすることを勧告した。
原題:US Stock Market to Close Jan. 9 on Carter’s Day of Mourning (1)、SIFMA Recommends Early Close Jan. 9 for Fixed-Income Markets(抜粋)
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Isabelle Lee, Bailey Lipschultz