「あの子の子ども」“福”桜田ひよりの妊娠に“2人の母”が対峙 「福の母も宝の母も、子供のことを思う良い母だと思う」
桜田ひよりが主演するドラマ「あの子の子ども」(カンテレ・フジテレビ系)の第7話が、13日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 「妊娠した」という福(桜田)の言葉を聞いた晴美(石田ひかり)は、最愛の娘の思いも寄らない告白に衝撃を受けるが、すぐさま笑顔をつくり、泣きながら謝る福に「大丈夫」と優しく声を掛ける。 福は宝(細田佳央太)と一緒に結論を出したいと伝えようとするが、「明日、もう一回一緒に病院に行こう。福はなんにも心配しなくていいから」と晴美は答えるだけだった。 一方の月島家では、福の妊娠を知った直実(美村里江)が血相を変え、川上家へ謝罪に行こうとしていた。宝は母に何とか話を聞いてもらおうとするが、直実は耳を貸さず、1人でタクシーに乗って出かけてしまう。 当事者である自分たちが蚊帳の外に置かれ、大人によって結論が出されてしまえば、2人で一緒にちゃんと調べて、一個ずつ考えて選んで決めようという福との約束を破ることになる。宝は、調べたことをまとめたノートを手に、福の家に向かって走り出す。 川上家を訪れた直実は、福と晴美に深く頭を下げておわびをし、バッグからあるものを取り出す。そして、そこに宝も現れ、4人は初めて話し合いをするのだが…。 今回は、一刻も早く中絶すべきだという直実と、考える時間がほしい福と宝、そんな2人に寄り添う晴美による話し合いの様子が描かれた。 放送終了後、SNS上には、「福と宝、福のお母さんと宝のお母さん、それぞれに大切な思いがあって見入ってしまった。美村さんの表情、言葉、雰囲気にグッときた」「どっちの気持ちも分からなくないけれど、宝のお母さんの言うことは何一つ間違っていない。16歳で子どもを育てるのは厳しい」「子どもに考えるのをやめさせようとするのは酷だよ…。ずっと永久に、あの時どうすれば良かったんだろってさまよいそう」「福の母も宝の母も子どものことをしっかり考えてる良い母だと思う。福の母が優し過ぎて泣いてしまった」などの感想が投稿された。 また、ラストでは、飯田智宏(河野純喜・JO1)が矢沢望(茅島みずき)への思いを独白するシーンが描かれた。 このシーンについて、「純喜の演技が自然でうまい。恋する表情がいい」「ラストは飯田くんのあふれる思いが伝わって感動した。こんなに誰かを好きになれるって幸せだな」「飯田くんの矢沢を思う気持ちに深い愛を感じて泣きそう」といった反響も集まった。