【自動車業界初】 アルファ・ロメオ・トナーレ NFT技術を活用したデジタル認証機能を導入
トナーレにNFT技術
アルファ・ロメオはコンパクトSUV「トナーレ」に、自動車業界として初めて、NFT技術(Non-Fungible Token/ノン-ファンジブル・トークン)を活用したデジタル認証機能を導入すると発表した。 【写真】アルファ・ロメオ・トナーレを写真で (128枚) 本機能は、ブロックチェーンを基盤としたNFT技術を活用し、代替不能な車両の情報を生成する。オーナーは「マイ・アルファ・コネクト」アプリより、車両の情報を入力することで、タイムスタンプ入りのNFT証明書を発行することができるといい、アプリをアップデートすることで、その時点から使用可能となると述べた。 ■NFT証明書に記載される内容 1.日付 2.ブランド名 3.モデル名 4.車体番号(VINナンバー) 5.走行距離 本機能によって、クルマの状態に関する修正不能な証明書を発行することができるため、残存価値の向上が期待でき、また、中古車市場において、NFT証明書は、オーナーやディーラーにとって新たな信頼源となり、安心して車を選定するツールの一つとなると語っている。 ■NFT(Non-Fungible Token/ノン-ファンジブル・トークン) 非代替性トークン。「ノン-ファンジブル」とは、それが唯一無二であり、他の何かと置き換えることができないことを意味する。ブロックチェーン技術により、コピーや改ざんができないため、所有者はその唯一性を保持でき、NFTは、デジタルなもの(例えば絵や音楽など)であればいかなるものでも対象になる。
AUTOCAR JAPAN(執筆)