【秋田県 2023年版】 冬の絶景・風物詩10選 かまくらの光が街をメルヘンに染める
冷たく乾いた木枯らしが吹き、日本に冬がやってきました。自然の美しさと厳しさをひときわ感じる季節です。 【画像】十和田湖冬祭りの花火ほか、秋田県の冬の絶景をすべて見る! 凍てつく寒さが生む景色や、澄んだ空気に映えるイルミネーション……日本各地の冬ならではの絶景・風物詩を集めました。 暖かくして、今しか見られない冬景色に会いにいってみませんか? 今回は、秋田県が誇る冬の絶景・風物詩をピックアップ。日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。
◆横手のかまくら
横手のかまくらは、およそ450年続いている小正月行事の伝統行事。「かまくら」は本来、家内安全・商売繁盛・五穀豊穣などを祈願するために、かまくらの中に入って水神様にお祈りするものとされている。横手のかまくらも、水神様が祀られていて、子どもたちがかまくらの中に入り、火鉢で餅を焼いたり、道行く人に甘酒を振る舞ったりするのが恒例となっている。(※2023年は甘酒や餅のふるまいなどはなし) 日が落ちると、かまくら内の明かりが暗闇を明るく照らし、横手ならではの光景が創られる。その特徴的な光景は日本夜景遺産にも認定されるほど。かまくらひとつひとつに明かりが灯される姿は、まるで幻想の世界に迷い込んだかのよう。一見の価値ありだ。 開催期間:2024年2月15日(木)、16日(金) 横手のかまくら (よこてのかまくら) 所在地 横手市役所本庁舎前・横手公園 その他市内一円
◆十和田湖冬祭り
雪と氷に覆われた神秘的な十和田湖。ここで行われる冬恒例のイベントが「十和田湖冬祭り」。空気の透明度が高く、澄んだ冬の空に打ち上がる花火は、とても色鮮やかで幻想的。 満天の星をバックに約5分間のプログラムによる音楽と花火がシンクロしたショーが上演されるほか、予約制でメッセージ花火を打ち上げることもできる。大切な人へ、美しい十和田湖畔から思いを込めた花火を贈るのもいいだろう。 会場には、「雪灯り横丁」による屋台や滑り台などが設置されたスノーアクティビティパークもあり、大人から子どもまで思い切り楽しめる。 開催期間: 2024年2月2日(金)~2024年2月25日(日) ※火・水曜日休み 十和田湖冬祭り(とわだこふゆまつり) 所在地 十和田湖畔休屋多目的広場