この見た目この存在感でそんなに若いの!? 意外な「実年齢」に驚いたキャラたち
■貫禄ありすぎ!突如艦長に就任した19歳
次はアニメの『ガンダム』シリーズから。『機動戦士ガンダム』『機動戦士Zガンダム』『機動戦士ガンダムZZ』『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』『機動戦士ガンダムUC』『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』と、シリーズを通して大活躍した“いぶし銀”の軍人ブライト・ノアだ。 彼の初登場時の肩書は、地球連邦軍士官候補生だった。初の出兵でホワイトベースに乗り込んだ際にシャア・アズナブル率いるジオン軍の襲撃を受け、人生が大きく変わる。 現場は混乱を極め、正規軍人や艦長のパオロ・カシアスの負傷で指揮系統も崩れてしまう。指揮官不在の中、ブライトは人々をまとめ、そのまま代理艦長に抜擢される。もともと見た目が大人っぽいため違和感はないが、このときの年齢はなんと19歳。真面目で責任感の強い彼の指揮官としての才覚は、徐々に開花していく。 クルーに対しては厳しく、特に民間人からパイロットになったアムロ・レイとは何かと衝突した。軍人教育を受けていないアムロにとって彼の要望は重荷で、あるときブライトの高圧的な言動に耐えかねて戦いをボイコットしてしまう。 激怒したブライトは言い合いの末、アムロにビンタをかました。このときのアムロの「親父にもぶたれたことないのに!」というセリフは、ガンダム未視聴の人でも耳にしたことはあるのではないだろうか。 「それが甘ったれなんだ! 殴られもせずに一人前になった奴がどこにいるものか」と刺激的な発言もしているが、アムロに対する期待は高く、彼の母と対面した際には「アムロ君のおかげで命拾いをさせてもらってます」「お子様をお預かりします」など、保護者のような発言もしている。 その後、正式にホワイトベース艦長に任命されたブライトは、アーガマ、ネェル・アーガマなどで艦長を務め、指揮官としての才覚をますます発揮し、幾多の戦いで勝利を納めていく。厳しいところもあるが、理想の上司と称するファンが多いのも納得である。