SNSで物議かもす音楽ユニットが全楽曲削除を発表 メンバー逮捕後も“攻め”の投稿
メンバーが殺人未遂容疑で逮捕され不起訴処分となった音楽ユニット、ツユが27日までに公式X(旧ツイッター)を更新。同メンバーが作詞作曲を手掛けた全ての楽曲を年内いっぱいで削除すると発表した。 公式Xで「全楽曲削除のお知らせ」とし、「今まで沢山のご声援ありがとうございました」と感謝の言葉を記すとともに、「皆様からの真っ当なご指摘を真摯に受け止め、ツユ楽曲(ぷす作詞・作曲)を全削除する運びとなりました」と報告。「関係者との協議の上、このような決断となってしまい大変心苦しい限りですが、ご理解のほど、何卒宜しくお願いします」と呼びかけた。削除する日時は12月31日午後11時59分としている。 ツユをめぐっては、メンバーの「ぷす」こと矢野麻也氏が5月31日に殺人未遂容疑で逮捕されたが、8月30日付で不起訴処分となった。また、今月20日には、YouTubeチャンネル登録者数100万人を達成したクリエーターに授与される「金の盾」を1年間無料で貸し出すというユニークな企画を実施すると発表し、物議をかもした。 そうした中、同ユニットは26日、「作品に罪は無い」と題した長文を投稿。メンバーの不祥事などが起きて以降も、YouTubeチャンネルやサブスプリクションで配信されている同ユニット作品の再生回数は増加していることを明かした上で、不祥事と作品を関連付けることの是非に関する議論について「判断基準が限りなく曖昧ですが、『全体』としては『作品に罪は無い』。このように結論付けさせて頂きます」とした。 ファンからは「他人事かのように語ってるのが最高に気分悪い、素直に申し訳ありませんで終わればいいところを作品の罪がどうこうの話で濁してほしくなかったな」「『作品に罪はない』という言葉を言うのは聴く側で、結論づけるのも聴く側なのでは」と、複雑なコメントも少なからず寄せられていた。