白血病と闘う子の母親も参加 闘病中の子どもを笑顔にする道化師「クリニクラウン」のオーディション 沖縄で開催へ
オーディション希望者のなかには、病気の子どもの母親もいた。小橋川南さんの娘、サラちゃんは、去年9月に白血病の診断を受け入院。そのとき、クリニクラウンの伊佐さんと出会った。 ▽長女が白血病と闘う 小橋川南さん 「長い治療になるし、治療の内容も怖かった。でも楽しませてくれたりとか、気持ちを盛り上げてくれて、それがすごく嬉しかった。今、娘が退院して元気になってきているので、私もそういう子どもたちのために何かしたいなという気持ち」 ▽クリニクラウン 伊佐常和さん 「クリニクラウンになるには? ってよく聞かれるんですけど、子どもの前で対等に感情を出して、一緒に関われること。子どもからの発信を広げていく。それを理解していただいたら、クリニクラウンになれるのかな」 病気の子どもと家族に、前を向く力を与えるクリニクラウン。伊佐さんが沖縄にまいた種が、芽吹きはじめている。 <取材MEMO> クリニクラウンの沖縄オーディションは2025年1月18日。12月24日までエントリーを受け付けている。(取材 比嘉チハル)
琉球放送