こちらは冬の間に花を咲かせる啓翁桜です。 富山市山田地域では特産の啓翁桜の出荷が始まっています。 淡いピンク色の花が可憐な富山市山田地域特産の啓翁桜。 先月上旬に収穫した枝をおよそ40度の湯につけたうえ温室に入れることで開花の時期を調整し冬の間に花を咲かせます。 地元の生産組合が1995年から本格的な栽培に取り組んでいて、けさはつぼみが膨らんだ枝を整え箱詰めする作業を行いました。 去年の夏場に台風が少なく、枝が折れる被害が少なかったことなどから今年は例年より多いおよそ7万本の出荷を見込んでいます。 山田村花木生産組合　石﨑貞夫 組合長 「地震とか豪雨とか災害が多い年がありますけども　今年こそいい平和な年になるように祈りながら眺めていただいたらいいんじゃないかなと思います。きっといい花を咲かせてくれると思っています」 啓翁桜の出荷は来月中旬まで続きます。