撮影・田中聖太郎写真事務所

　ダンス＆ボーカルグループのFANTASTICSが4月14日、Kアリーナ横浜で行われた音楽イベント、テレ朝開局65周年記念「The Performance」に出演、スマートかつ迫力たっぷりのステージを展開し、歓声で会場の空気をビリビリさせた。 FANTASTICSのステージ 　アーティストが登場するたびにボルテージが上がる会場は、FANTASTICSのターンでさらにヒートアップした。せりあがって登場したメンバーは、なかなか鳴りやまない歓声を全身で受け止めながら、「Tumbling Dice」でセットをスタート。内から発せられる熱さが伝わるパフォーマンスで観客のハートをがっちりと掴むと、そのまま「DiVE」に突入。パフォーマーひとり一人の個人技も魅せながら、その一挙手一投足でオーディエンスを夢中にさせた。 　疾走感のある「Drive Me Crazy」で前方のステージに出てくると、ボーカルの中島颯太が「盛り上がってますか！楽しんでますか？ 豪華な皆さんがいらっしゃるなか呼んでいただいて光栄です。初めて見てみてくださった方もたくさんいらっしゃると思います。楽しんで帰っていただきたい」とコール＆レスポンスをしながらあいさつ。 　さらに「知らない曲もあると思うんですけど、声出したり、歌ったりする部分も用意しているので楽しんでいきましょう！」と呼びかけると、グルーヴ感のあるアッパーな楽曲「Tell Me」で“グッドタイム”をオーディエンスと共有。そして、次はしっとりと「It’s all good」。すべての人を包み込むような温かい歌詞がスクリーンに映し出されると、客席では一緒に口ずさむ人の姿も。会場は一気に優しい雰囲気でいっぱいになった。 　ボーカルの八木勇征がマイクを握り「OK！ Kアリーナのみなさん、盛り上がってますか？ ここからは一緒に歌っていきますので、Are you ready? Come on!」と、「Choo Choo TRAIN」のフレーズをみんなで何度かリピートしながら合唱し、FANTASTICSバージョンのロールダンスでパフォーマンスでスタートすると客席に笑顔が広がった。 　大きな声援と拍手で盛り上がる客席に、中島が「『Choo Choo TRAIN』の一体感すごいですね」と感謝すれば、八木も「ありがとうございます！ 最高です」。そして中島は『Choo Choo TRAIN』は先輩であるEXILE、さらにはZOOから受け継がせてもらっている曲としたうえで「今後も成長させて、皆さんと一緒に思い出を作っていきたいと思っています」と話した。 　セットも佳境になるなかで、韓国のEPEX とコラボレーションした楽曲「Peppermint Yum」も日本語のFANTASTICSバージョンで披露した。 　FANTASTICSの代表曲のひとつともいえる清涼感のある「Flying Fish」でセットを締めくくると、「幸せな思い出を、楽しい思い出を作っていってください」「ありがとうございました」と、爽やかに手を振ってステージを後にした。 　この日、メンバーの世界、中島、佐藤大樹は、ダンス＆ボーカルグループのDa-iCEのステージに乱入。Da-iCEが自身の代表曲である「スターマイン」でセットを締めくくり、ステージを後にしようとするものの、再登場を繰り返すという“らしい”演出が続き、二度あることは三度ある、はたまた“三度目の正直はないのか”と待つ観客のもとに現れると、世界、中島、佐藤が加わっていた。 「The Performance」は新しいグローバルミュージックフェス。14日には日本と韓国の男性グループやグループで活躍するグループやアーティストが集結し、それぞれ個性あふれるステージで盛り上げた。出演は、韓国から、KEY、THE BOYZ、RIIZE、 EVNNE、TWS。日本からは、Da-iCE、FANTASTICS、THE JET BOY BANGERZが出演した。