侍ジャパン エースはマエケンでリーダーは内川
また1次候補からは外していたヤクルトの正捕手、中村悠平を逆転で3人の捕手の中に入れた。 中村の選出に関して、小久保監督は、「1次候補を決めるときも議論になったが、最終的に外した。その後、投手陣が課題だったヤクルトを優勝に導いた正捕手としての評価と、セ・リーグの投手が多く選ばれているだけにセの捕手が必要だろう」と説明した。 プレミア12は、全世界から12か国が参加。6か国ずつABの2つのグループに分けられてグループリーグ戦を戦い、上位4チームで決勝トーナメントが行われる。11月8日の日本―韓国戦(札幌ドーム)で開幕、その後台湾に舞台が移り、準決勝、決勝(11月21日、東京ドーム)は、日本で開催される。各国共にメジャーリーガーが出場できなくなったため、WBCに比べて大会の選手レベルの低下は隠しようがなく、NPBの選りすぐりのトッププロで臨む日本が優勝候補の筆頭に挙げられている。 「強い国ばかり。その中で初戦が韓国。日本で行われ台湾に移動するわけだが、私も選手もガチガチに緊張する、その初戦でいいスタートをきりたい。韓国戦はキーになるかなと思う」 小久保監督は、静かな闘志を口にした。もちろんチームの目標は記念すべき第1回大会の覇者。チームは11月2日から合宿をスタートさせる。