沖縄行きをかけキャンプ大詰め 広島カープ 週末まとめ 持丸泰輝に田村俊介が躍動 「楽しみな投手陣」黒田博樹アドバイザー
石橋真 アナウンサー この紅白戦の様子を見ると、みんながアピールしている感じです。 RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん そうですね。試合前、スタメンの発表のときはすごくやわらかな雰囲気ではあったんですけれども、プレイボールと同時に選手たちの目の色は変わりました。 石橋真 アナウンサー 新井貴浩 監督も「とにかく全選手、支配下の選手、育成選手みんながアピールしている。見ているわれわれも楽しいです。報道陣のみなさんも楽しいでしょ」と、そんなやり取りができるぐらいです。この土日のキャンプ、紅白戦は非常に盛り上がりました。 そして、きょう(12日)は紅白戦ではなく、主にシートバッティングが行われました。複数のピッチャーが投げたんですけども、天谷さんが気になるピッチャーが2人いました。 ■2月12日(月) 天谷宗一郎 さん 1人目は、去年、フル回転の 大道温貴 投手です。実績十分ではあるんですけれども、きょうもストレートのみで打者4人に対してしっかりとストライク先行で投げていました。投球フォームを見ても非常にバランスよく投げられていたんじゃないかなというふうに思います。 石橋真 アナウンサー まだキャンプが始まって半月経っていない。この状況はどう見たらいいですか? 天谷宗一郎 さん 非常に順調に来ているんじゃないかなと思いますし、初実戦だったので、もう少しばらつくかなというふうに思ったんですけれども、そういった心配は一切なかったです。首脳陣も「ああ、ことしもやってくれる」というふうに期待してるんじゃないかなと思います。 石橋真 アナウンサー 去年、つかんだ自信がこういう頼もしさにつながっているんでしょう。 天谷宗一郎 さん もう1人は、ルーキー、杉田健 投手です。ことし、入団したばかりの育成選手で1軍が初舞台。 石橋真 アナウンサー 今回のために2軍から呼ばれて、「さあ、どうぞ」だったんです。 天谷宗一郎 さん そのピッチャーがまず自分の持ち味である投球フォームを変える。足を上げてからのフォームを変えたり、セットに入ってから間を変える。この自分の持ち味を全て出せるという、この大舞台で出せるっていうところにわたしは少し驚きました。