〔NY外為〕円、140円台後半(13日朝)
【ニューヨーク時事】週末13日午前のニューヨーク外国為替市場では、円買い・ドル売りが急速に強まった海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は1ドル=140円台後半に上昇している。午前9時現在は140円60~70銭と、前日午後5時(141円74~84銭)比1円14銭の大幅な円高・ドル安。 米連邦準備制度理事会(FRB)が来週の金融政策決定会合で大幅な利下げを検討しているとの一部報道を受け、海外市場では円を買ってドルを売る動きが先行。日米金利差の縮小観測を受け、円は海外市場では一時年初来高値となる140円台前半まで上昇した。ニューヨーク市場入りしてからも、米長期金利の小幅低下も重なり、円高・ドル安地合いが継続している。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1090~1100ドル(前日午後5時は1.1069~1079ドル)、対円では同156円00~10銭(同156円98銭~157円08銭)と、98銭の円高・ユーロ安。