吉高由里子、茶髪姿で『光る君へ』コンサート登場 生演奏に感動「沼りました!」
「大河ドラマ『光る君へ』コンサート~沼ル音楽会~」が9日、東京オペラシティ コンサートホールにて開催され、スペシャルゲストとして主人公・紫式部(まひろ)役の吉高由里子と赤染衛門役の凰稀かなめが登壇した。 【写真】紫のドレスに身を包んだ吉高由里子ほか(全18枚)
『光る君へ』の名シーンを音楽とともに振り返るコンサート。本作の音楽を手掛ける作曲家・冬野ユミ氏が監督を務め、東京フィルハーモニー交響楽団、豪華ミュージシャンによって、テーマ曲をはじめ、物語を彩ってきた劇伴が披露され、スクリーンには名シーンが映し出された。アンコール曲を含め26曲。約1600人の観客を平安の世界へと誘った。 紫式部役で今年は黒髪の印象が強い吉高だが、この日は茶髪姿で、役に合わせた紫のドレスに身を包んで登場。クランクアップを迎えた心境を聞かれると「終わったようでまだ続いている感じがしていて手放しで喜べない状況です」と答え、「今日は劇中の曲を生で聞けるということですごくワクワクしています」と期待感を口にした。
そして、客席で生演奏をたっぷりと堪能。「いや~もう沼りました! 楽しい気持ちになったり、悲しい気持ちになったり、うれしい気持ちになったり、寂しくもなったり、目に見えない形のないものに恋してしまっているかのような、これ以上私をもてあそばないでください」と音楽に心を揺れ動かされた様子で、「すごく幸せです」と語った。 凰稀は、コンサートで朗読を担当。「すごく緊張しました。大役を任せていただいてありがとうございました」と述べ、「音楽を聴きながら袖で待機しているときはあまりにも感動して涙が止まらなくなっちゃって。胸がいっぱいでした」と語っていた。 (C)NHK