【巨人】DeNAに勝ち2位タイ浮上!貯金1 山﨑伊織が8回1失点好投&自ら適時打を放つ大活躍 長野が史上138人目の通算1500安打
■プロ野球 DeNA 2-3 巨人 (25日 ハードオフ新潟) 巨人がDeNAに勝利。ここまで2連勝となった阪神が中日に敗れたため33勝32敗で同率2位に浮上した。 先発・山﨑伊織が4回まで完全投球を見せるなど8回1失点の好投で今季6勝目を挙げた。また、ここまで今季地方球場での登板は4戦全勝となっている。さらに、7回には自らを援護する適時二塁打を放った。9回はバルドナードがエラーが絡み1失点も同点打は許さず。今季13セーブ目を挙げた。打線は4回に6番・大城卓三が適時二塁打で先制点。9回には代打・長野久義が史上138人目の通算1500安打という節目のヒットを適時打で飾り、3点目を挙げた。 巨人打線は1番ライト・丸、2番レフト・佐々木、3番センター・ヘルナンデス、4番サード・岡本和、5番ファースト・大城卓、6番セカンド・吉川、7番キャッチャー・岸田、8番ショート・門脇、9番ピッチャー・山﨑伊とオーダーを組んだ。 DeNAの先発・濱口に対する初回の攻撃、1番・丸がレフト・筒香の好守備に阻まれ凡退すると2番・佐々木、3番・ヘルナンデスも抑えられ三者凡退。 巨人の先発は山﨑伊織。前回登板の6月11日、対楽天戦では7回を被安打8、2失点の投球も白星つかず。 立ち上がり、2番・渡会をインコースの直球で三振に斬るなど三者凡退に打ち取った。初回は両軍とも走者を出せず。 2回の攻撃は5番・大城卓が低めのチェンジアップをすくい上げライト前ヒット。7番・岸田も一二塁間を抜く当たりを放ち2死一、二塁のチャンスを演出したが後続が倒れ先制ならず。 3回表は9番・山﨑から始まる打線が三者三振を喫する。DeNA・濱口のチェンジアップ、外へのスライダーに翻弄された。 その裏、先発の山崎伊は7番・戸柱から始まるDeNA打線を三者凡退に抑え打順1巡目をパーフェクトに抑えた。 そして4回、先頭の3番・ヘルナンデスがストレートの四球を選ぶと5番・大城卓が高く浮いたスライダーをとらえ、ライトの頭を越える適時2塁打を放ち1点を先制した。 しかし5回の守り、4回まで完全投球の山﨑伊だったが先頭の4番・牧にレフト線への二塁打を許すと、6番・宮﨑にセンターへの適時打を浴び、早くも同点に追いつかれた。 6回の投球は9番・濱口の代打・京田から始まる打線を三者凡退に抑えた。 迎えた7回の攻撃、先頭の7番・岸田がバットを折りながらもレフトへ安打を放つと8番・門脇の犠打で1死二塁。ここで9番・山﨑伊が右中間へ勝ち越しの適時二塁打を放ち、自らを援護する貴重な1点を追加した。 その裏、無死一塁の場面で4番・牧にライトポール際にあわや逆転弾かという当たりを放たれるも間一髪ファールに。結局はゲッツーに抑え、この回を無失点でしのいだ。 8回も続投の先発・山﨑伊は6番・宮﨑から始まる打線を3人で抑えた。この回で降板した山﨑伊は8回までを1失点で抑えている。 9回の攻撃、8番・吉川がレフトへ二塁打を放ち、迎えた1死二塁の場面。代打・長野が甘く入った直球を捉えセンターへの適時打を放ちこれが通算1500安打目という節目のヒットに。 最終9回の裏はバルドナードが3番・オースティンにレフトへの安打を放たれるとレフト・重信のエラーが重なり1点を返される。なおもサヨナラのピンチだったが後続を抑えゲームセット。 これで先発・山﨑伊は今季6勝目を挙げここまで6勝1敗。バルドナードは13セーブ目を挙げた。