MJ無線と実験、ヤマハ製9cmフルレンジ同梱のスピーカー工作セット
オーディオ誌「MJ無線と実験」を出版する誠文堂新光社は、ヤマハ製9cmフルレンジユニットを同梱したスピーカー工作セット「MJYSP-1」の販売を開始した。価格はペア11万円(梱包・送料別)。 【画像】エンクロージャー用板材 「MJ無線と実験」2024年秋号にて、小澤隆久氏が発表したQWT型エンクロージャーを商品化。工作セットには、ステレオ2台1組分のスピーカーユニット、エンクロージャー用板材、内部配線材、ターミナル、吸音材、ファストン端子、ネジ、ワッシャーなどのほか、組立手順を記載した組立説明書を同梱する。 スピーカーユニットには、大型フェライト磁石を搭載したヤマハ製の9cmフルレンジをセレクト。現在開発中の試作品とのことだが、今回のセット用・数量限定で提供してもらったという。 エンクロージャー用の板材は、高い加工技術でオリジナルのスピーカーシステムを開発・発売している山越木工房(栃木県日光市)にバーチ合板の加工を依頼。板材は精密にカットされており、また未塗装のためユーザーが好みの仕上げを楽しめるようになっている。 インピーダンスは6Ω。音道長は約1,800mm。突起部を除く外形寸法は、117×327×624mm(幅×奥行き×高さ)。
AV Watch,阿部邦弘