「Mr.ヴァンラーレ」J3八戸・新井山祥智選手 ラストマッチでも“存在感”
明治安田J3リーグです。八戸の「Mr.ヴァンラーレ」新井山祥智選手が現役最後の試合に臨みました。 八戸は1点ビハインドの後半20分。右サイドからのクロスに佐々木のゴールで追いつくと、38分、「Mr.ヴァンラーレ」が現役ラストマッチのピッチに立ちます。 「10番、新井山祥智!」 新井山はこの試合のファーストタッチ。落ち着いたプレーで攻撃の起点になります。 さらに前線へのロングボールのこぼれ球に反応し、柔らかいパスでチャンスメイク。このプレーは惜しくもゴールにはつながりませんでしたが、攻撃のリズムを作り出す絶妙なボールタッチでサポーターを沸かせます。 短い出場時間ながら、正解なボールコントロールで何度もチャンスを演出する「Mr.ヴァンラーレ」。しかし、勝ち越しゴールは奪えないまま残り時間はわずか。 「ピー!ピー!ピー!」(試合終了) 試合後は両チームの選手たちが花道を作る演出でピッチを後にした新井山。ヴァンラーレ一筋で17シーズンの現役生活を締めくくりました。 【八戸 新井山祥智選手 引退あいさつ】 「うれしい時もつらい時もありましたが、全てはサッカーのためだったので、全く後悔はありません」 「本当たくさんの方々のお陰でここまでやって来られたと思います、本当に最高のサッカー人生でした、ありがとうございました」