ティアフォー 好調ポピリン下し全米オープン3年連続8強<男子テニス>
全米オープン
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間2日(現地1日)に男子シングルス4回戦が行われ、第20シードのF・ティアフォー(アメリカ)が第28シードのA・ポピリン(オーストラリア)を6-4, 7-6 (7-3), 2-6, 6-3で破り、3年連続3度目のベスト8進出を果たした。 【シナー、ズベレフ、ティアフォーら 全米OP組合せ】 2022年の全米オープンでベスト4、昨年は8強入りしている26歳のティアフォー。今大会はA・コバチェビッチ(アメリカ)やA・シェフチェンコ(カザフスタン)、3回戦では第13シードのB・シェルトン(アメリカ)を下し4回戦に駒を進めた。 3回戦で昨年王者で第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を破り、4回戦進出を決めたポピリンとの顔合わせとなったこの日、ティアフォーは地元アメリカの声援を背に受け第1セットを先取。第2セットは先行されるも追いつきタイブレークに突入すると、追いついた勢いのまま取り切り、勝利に王手をかける。 第3セットではリターンゲームで6ポイントしか奪うことができずセットカウント2-1とされるが、第4セットでは1度のブレークに成功。サービスゲームではポピリンのブレークを0に抑え、3時間2分の熱戦を制した。 ティアフォーは準々決勝で第9シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。ディミトロフは4回戦で第6シードのA・ルブレフをフルセットで下しての勝ち上がり。 同日には第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)、第12シードのT・フリッツ(アメリカ)が8強へと駒を進めた。