放課後児童クラブの委託費を水増し請求 中津市が事業所を刑事告訴 大分
大分放送
放課後児童クラブを運営していた事業所が人件費などを水増しし、委託料を不正受給したとして、大分県中津市が施設の理事2人を刑事告訴しました。 【写真を見る】放課後児童クラブの委託費を水増し請求 中津市が事業所を刑事告訴 大分 中津市によりますと、一般社団法人「輪笑」は2021年年度の放課後児童クラブの運営費について、人件費などを水増した収支清算書を提出し、委託料およそ550万円を不正受給した疑いが持たれています。 去年2月、市に報告している施設の職員数に違いがあることが発覚。市は9月以降、実地監査などを行なってきましたが、法人が書類の提出や調査に度々応じなかったということです。 このため、市は今年2月20日付けにさかのぼって施設の代表理事と理事を務める夫婦2人を詐欺の疑いで刑事告訴したことを2日公表しました。 市は今年3月末で委託契約を終了し、児童クラブは廃止されています。今回の不正を受けて、市は放課後児童クラブを運営する事業所を順次監査しています。
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