【ジャパンC近10年の傾向】海外馬は不振だが5着は2回 東西比較では関西馬が優勢?
ドウデュースやオーギュストロダンをはじめ、国内外から強豪が集った今年のジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)。過去10年の傾向から、的中へのヒントを探っていく。今回は「東西の所属」にスポットをあてる。 【写真】アーモンドアイこれまでの軌跡 さっそくだが、所属別の成績は下記の通り。 美浦【3-3-2-38】 栗東【7-7-8-71】 地方【0-0-0- 4】 海外【0-0-0-25】 海外馬は06年ウィジャボードを最後に3着以内に入った馬がおらず、近年は不振が続いている。ただし、17年にはアイダホ、21年にはグランドグローリーが5着に健闘。まったく見せ場が無いわけではない。 美浦所属馬が勝率6.5%、複勝率17.4%。栗東所属馬が勝率7.5%、複勝率23.7%と確率で見れば大差は無い。だが、関東馬で勝利したのは18年、20年のアーモンドアイ、23年イクイノックスといずれも歴史的名馬。そう考えると近年の傾向としては関西馬優勢とみて良さそうだ。