1000円台で大満足の“餃子酒場”に!肉汁あふれる「肉汁餃子のダンダダン」で“呑む”!<チェーン店ひとり酒>
まさかのナカ入れ放題システム
ホッピー用のおかわり焼酎、「ナカ」(383円)のおかわりをしてまた驚いた。なんと、僕が「ストップ」と言うまでやかんから注ぎ続けてくれるタイプだったのだ。つまり、最後までストップと言わずにグラスのフチぎりぎりまで焼酎を注いでもらうことも可能ということ。幸い、僕はまだ泥酔にはいたっておらず、しかも中年ひとり客。調子にのって「フゥー! まだまだいける!」などというテンションにはならなかったが、1杯目よりもずいぶん多めの、グラスの半分付近までナカを注いでもらい、濃いめのおかわりホッピーを堪能したのだった。 ダンダダン、お得なコース料理や飲み放題もメニューにあったし、大人数で宴会をするのも絶対に楽しいだろう。ただ、餃子の真骨頂ってやっぱり、ひたすら餃子をおかずに白米をむさぼる幸せなんだよなぁ。地元に、いつでもその喜びを堪能できる店があることを新しく知れて良かった。 <文・イラスト/パリッコ> ―[チェーン店ひとり酒]― 【パリッコ】 1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。X(旧ツイッター):@paricco
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