2015年以来の“エティハド攻略”にアーセナル指揮官アルテタが意気込み 「我々はプレシーズンからこの試合に向けて準備してきた」
今節の注目試合
プレミアリーグ第5節の注目カードであるマンチェスター・シティ対アーセナルの一戦。ここ2シーズン、プレミアリーグのタイトルを争ってきた2チームが早くも激突する。 [動画]GKラジャがチームを救うビッグセーブ アタランタVSアーセナルのハイライト 今節はシティのホームであるエティハド・スタジアムで行われるが、アーセナルは2015年1月以降、リーグ戦でこのスタジアムで勝てていない。まさに鬼門だ。昨シーズンもエティハドではスコアレスドローに終わったが、ホームでは1-0でシティを撃破しており、今回敵地でアーセナルが勝利する可能性も十分に考えられる。 キャプテンで司令塔のマルティン・ウーデゴーが怪我など、万全の体制で挑めるわけではないが、アーセナルの指揮官ミケル・アルテタはエティハド攻略に向けた意気込みを語った。英『Evening Standard』が報じている。 「本当に競争的な雰囲気になるだろうと期待している。私たちはチャンピオンの本拠地に向かう。彼らはプレミアリーグ史上、最も一貫性のあるチームだと思う。結果だけでなく、支配力や安定したトップパフォーマンスという点でも。これは挑戦だ。我々はそこに行き、また一歩前進し、競争できることを証明しなければならない」 「我々はプレシーズンからこの試合に向けて準備してきた。6日間で3つの大一番がアウェイであるという過酷なスケジュールで試合を行うことは極めて稀であることはわかっていたが、それが現実なので、フィジカル面、メンタル面、戦術面でその準備をしてきた。代表ウィーク中に負傷者が出たこともあり、特に全員の力が必要になるので、全員が準備できていることを確認している」 アーセナルは前節のトッテナムとのノース・ロンドン・ダービーを皮切りにCLリーグフェーズ第1節アタランタ戦、そしてシティとの第5節と、短いスパンの中で強豪とのアウェイ3連戦が始まった。トッテナムには1-0で勝利し、アタランタには0-0と主力を欠いた中でも負けていない。 この試合の結果が今シーズンのプレミアリーグタイトルを決めると語るには時期尚早だが、アーセナルにとっては鬼門エティハドでシティに勝つことができれば大きな自信になることは間違いない。注目集める一戦でアーセナルは王者を撃破できるか。
構成/ザ・ワールド編集部