大谷翔平「2番・DH」でワースト阻止なるか 開幕8戦37打席ノーアーチ 指揮官、大谷のコミュ力評価「うまい。ユーモアセンスある」
「ドジャース-ジャイアンツ」(3日、ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平選手が「2番・指名打者」で出場することが発表された。前日の試合で開幕から8戦37打席ノーアーチとなり、自己ワースト記録を更新。昨季本塁打王&MVPのシーズン1号に期待がかかる。 大谷は前日の試合で4戦ぶり、2度目のノーヒット。四回の打席で四球を選んだが、1点リードの六回2死一、二塁の好機は初球、外角高めのツーシームを打って二ゴロ。積極性が裏目に出てしまった。 これで得点圏に走者を置いた場面は、20日の韓国での開幕戦で左前適時打を記録した後は10打席連続無安打。チャンスで欲しい1本が出ていない。 試合前の監督会見では米記者から大谷の英語力やクラブハウス内での様子について質問があった。ロバーツ監督は「彼は英語がうまい。ユーモアのセンスもある」と明かし、「中には落ち着きなく、歩き回ったりする選手もいるが、彼はとても落ち着いていて、地に足がついている感じだ。彼から不安や居心地の悪さのようなものは全く見えない」と話した。 ドジャースはこの日、腰痛のため前日まで3試合連続で欠場していたヘイワードを負傷者リストに入れ、前日にマリナーズから獲得した外野手のトランメルのベンチ入りを発表。この日のラインアップはヘイワードに代わってK・ヘルナンデスが左翼で、テイラーがアウトマンに代わって中堅で起用された。 ▽ドジャースのラインアップ 1番・二塁 ベッツ 打率・500 5本塁打 11打点 OPS1・772 2番・DH 大谷 打率・242 0本塁打 3打点 OPS・630 3番・一塁 フリーマン 打率・414 1本塁打 7打点 OPS1・114 4番・捕手 スミス 打率・429 0本塁打 6打点 OPS・969 5番・右翼 T・ヘルナンデス 打率・226 4本塁打 9打点 OPS・971 6番・三塁 マンシー 打率・300 1本塁打 5打点 OPS・820 7番・中堅 K・ヘルナンデス 打率・143 0本塁打 1打点 OPS・413 8番・左翼 テイラー 打率・111 0本塁打 0打点 OPS・444 9番・遊撃 ロハス 打率・333 1本塁打 1打点 OPS1・166 投手 グラスノー 1勝0敗 防御率2・45