日本ハム 清宮が試合決める14号2ラン「達に勝ちを付けたかった」新庄監督は「今日打たなくても良かったのに(笑)」
「ロッテ0-3日本ハム」(3日、ZOZOマリンスタジアム) 日本ハムが接戦を制し今季のロッテ戦を18勝6敗1分けで終えた。21年ドラフト1位で高卒3年目の達が5回3安打無失点でプロ入り初勝利。九回には清宮が14号2ランを放ち試合を決めた。 【写真】めっちゃ笑顔やん!メンバー表交換で吉井監督とハイタッチを交わす新庄監督 「打った瞬間いったかな、と思いました」と振り返った清宮。「いそさん(五十幡)が出てくれたので、真っ直ぐも増えるかな?といろいろ考えて。あとは何がともあれ達に勝ちを付けたかった。それが一番」と後輩に初勝利をプレゼントしたことを喜んだ。 今季、千葉では絶好調だった。この日を含めて6試合に出場し、全試合で複数安打を記録。合計26打数16安打で打率・615、3本塁打と大暴れ。一方、エスコンでのロッテ戦は20打数1安打と真逆の数字。これは状態が上がる前の数試合も含まれている。 この日は初回無死一、二塁からバントのサインも出た。ファウルとなったが「意外といいところ飛んだので、意外とできるなと感じ」と振り返りつつ、サインが出たことに「びっくりっす」と振り返った。 新庄監督は清宮の1発には「頼んますよ。短期決戦。今日打たなくてもよかったのに。(CSに)とっとけ」と笑顔を見せながら、少しだけイジった。バントについては「ありますよ、全員。レイエスもあるよって話はしてます。みんなあります。(清宮のバントは)形、良かったと思いません?」と評価していた。