初の「UNLIMITEDルール」で1RKO勝ちの栗秋祥梧が王座設立をアピール【KNOCK OUT】
KNOCK OUTの上半期最大のイベント「KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」(6月23日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)で行われた「UNLIMITEDルール」の一戦で栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)と中村優作(TEAM FAUST)が対戦し、栗秋が1Rで戦慄のKO勝ちを収めた。栗秋は試合後のマイクでUNLIMITEDルールの王座設立をアピールした。 このUNLIMITEDルールはMMAルールからグラウンドでの絞め技、関節技を除いたもの。オープンフィンガーグローブを着用し、サッカーボールキック、踏みつけ、リングに手とヒザをついた相手へのヒザ蹴りなどが認められた超過激なもの。今回はキックボクサーの栗秋とMMAファイターの中村がそれぞれ初めてこのルールに挑んだ。 1R、圧をかける栗秋が打撃の勝負を挑む。中村がタックルを仕掛けるも栗秋がこらえる。中村がパンチを振るが栗秋はバックステップでかわす。栗秋は徐々に圧を強めコーナーに中村を追い込むと右ハイを飛ばす。これを中村がかわしたところに左フックを打ち込むと中村がばったりと前のめりにダウン。栗秋が1R2分15秒で戦慄のKO勝ちを収めた。
栗秋は試合後のマイクで「どうすか? UNLIMITEDルール、面白いでしょ? 提案なんですが、僕もUNLIMITEDルール、面白いと思っているので、会長、ぜひ、このルールでベルトを作ってください。よろしくお願いします」とリングサイドにいたKNOCK OUTの山口元気代表に王座設立を要望した。 栗秋は試合後の会見で「最高の結果で終わった」と笑顔を見せた。 何度かあった組みの展開については「そんなに焦ることはなかった。ずっと組みの練習はしていたので。YouTubeとかで見ているとあまり組みに来ないので、結構安心して試合ができた」と振り返った。 練習嫌いがすっかり定着した栗秋なのだが、組みの練習については「めちゃくちゃしていました(笑)」と胸を張るが、その一方で「打撃の練習はしていなかった」とも。
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