オランダ戦で決定機を仕留め切れず…フランス代表グリーズマン「残念だったけど気にすることはない」
フランス代表は21日、EURO2024のグループD第2節でオランダ代表と対決し、0-0で引き分けた。攻撃を牽引したFWアントワーヌ・グリーズマンのコメントをフランス『ル・パリジャン』が伝えている。 【動画】「なぜこれで怒られないのか」Jリーグの試合前の光景に海外ファン驚愕 グリーズマンは鼻骨骨折で欠場したFWキリアン・ムバッペに代わってキャプテンを務めると、前半14分にゴール前へ抜け出したMFアドリアン・ラビオのプレゼントパスに反応。右足で合わせれば1点という場面だったが、惜しくもミートできず。さらに後半20分、MFエンゴロ・カンテからのパスを受け、至近距離から左足でシュート。この日最大ともいえる決定機だったが、GKバルト・フェルブルッヘンのビッグセーブに遭い、試合はそのままスコアレスドローに終わった。 同紙によるとグリーズマンは試合後、「チャンスはあったけど、最初のシュートは右足、つまり僕の苦手な足(利き足と逆)で、(パスが)少し後ろに流れてしまった。よくあることだ。2本目は、DFがクリアしようとしたんだけど、僕はリバウンドの隙を突いて、できる限り捉えようとした」と振り返り、「残念だったけど、気にすることはない」と切り替えを強調している。 試合前の会見では「僕の役割はこことアトレティコでは違う。向こうでは、僕はどちらかというとフィニッシャーで、ここでは組み立てに重点を置いているんだ。でも、順応しているよ」と語っていたグリーズマン。クラブと代表で求められるプレーが異なる中、25日の最終節ポーランド代表戦でグループリーグ突破をもたらす活躍を見せられるか。