布袋寅泰「大切な友」の復帰を祝う2ショット 大物アーティストとの夢共演に「歳を重ねるカッコよさ」とファン歓喜
ミュージシャンの布袋寅泰が22日、自身のSNSを更新。「The Yellow Monkey」のボーカル・吉井和哉との2ショットを公開した。 【写真】何話してるの?プライベート感あふれる仲良しショット 布袋はインスタグラムに「濃密かつ多忙で忘れ難いこの1ヶ月の記憶が薄れる前に、英国への空の上で言葉たちを書き留めることにする。まずは東京ドーム1。吉井和哉、復活の日。4月22日のフライトでロンドンから帰国。第一の理由は喉頭癌(がん)で療養を余儀なくされた吉井和哉くんとの約束、The Yellow Monkeyの約3年半ぶりのカムバックライブat東京ドームに応援に駆けつけること。」と書き出すと、吉井とのツーショットを披露。「吉井くんとはTVやフェスでの共演をきっかけに食事をしたことのある旧知の仲だが、コロナ禍にリモートで世界のアーチストを繋(つな)ぎ制作した”Soul to Soul”というアルバムの『Dangerous』という曲で歌と作詞をお願いして以来ご縁が深まり、音楽やたわいもない会話をLINEしあったり、帰国の際は食事をしたり、昨年のGVIIツアーには何度も足を運んでくれたり、多そうで少ない僕の大切な友達の1人。共にDavid Bowieを愛し、英国のグラムロックをはじめ、毒も華もあるねじれたロックのマニアであり、ファッションや生き方への考え方もどことなく通ずるものがあり、とにかく一緒にいて楽しい。それも彼のユーモアのセンスとジェントルマンとしての品格を兼ね備えた人格ゆえのこと。ある日彼から『実は癌だったんです』と知らされた時のショックは今も忘れない。どんなに苦しかっただろう、そして不安だっただろう。しかし彼は一度も絶望を口にしなかった。そしてBIG EGG!(かつてドームはそう呼ばれていたのだよ!)その瞬間を固唾(かたず)を飲んで待つ大観衆の目の前のスクリーンで復活のカウントダウンが始まる。ふらりと階段を昇りステージに現れたその姿は聖人のように静かで逞(たくま)しいオーラを纏(まと)っている。僕もファンのみんなと一緒にステージに向かって『おかえり!』と叫んだ。還ってきた彼が謳(うた)う”命”の歌はずしりと重く、静かながらも逞しい希望に満ちていた。僕はパラリンピック閉会式で出会ったハンディキャップと共に活き活きと生きる演者たちのエネルギーと同様に、吉井くんのパフォーマンスから”乗り越える信念”という力をもらった。これからきっと僕がステージに向かうたびに彼の晴れやかな姿を思い出すだろう。先日お互いのBIG EGGの成功を祝して乾杯をした。その日彼はスパークリング・ウォーターだったけどね。いつか、シャンパンで人生に何度も乾杯しよう!麗しき友、吉井和哉さま。これから末長くよろしく。ツアーも発表されましたね。必ず観に行くよ!」と吉井への思いをつづり、投稿を締めた。 この投稿には「ステキなお話をありがとうございます」「どうかお2人共、くれぐれもお身体に気をつけて、これからも歳を重ねるカッコよさをガンガン見せつけちゃってくださいね」「お二人とも素敵(すてき)です」「布袋さんと吉井さんのツーショット!!あ~カッコ良すぎる~」などの声が寄せられている。
報知新聞社