「レイズガレージ」社長の三間嶺斗さん（右）

　イベント「THE NIGHT GARAGE MARKET（ナイトガレージマーケット）」が9月28日、府民の森なるかわ園地（東大阪市上六万寺）らくらくセンターハウス前で開催される。（東大阪経済新聞） 　日下のアメリカンダイナー「RAYS LITTLE DINER（レイズリトルダイナー）」（池之端町）敷地内で2022年8月に第1回を開催した「ナイトガレージマーケット」。レイズリトルダイナーを経営する中古車販売店「レイズガレージ」社長の三間嶺斗さんが「これまでの東大阪のイメージとは違う角度から盛り上げたい」と、交流のある若手店主に声をかけ、これまで5回開催した。 　大阪府から「なるかわ園地活性化のために一緒にやってもらいたい」との話があり、昨年11月には、府主催のイベント「なるかわウェルネスフェスタ」にナイトガレージマーケットの一部出店者が参加。今年は三間さんが中心となり、イベントを企画した。 　同イベントには、地元の飲食店が出店。出店者は「レイズリトルダイナー」、「食堂喫茶 PECO SLOPE（ペコスロープ）」（出雲井本町）、「珈琲とコインランドリーのお店。ハレ」（鷹殿町）、「EARLY’S CAFE」（西石切町）、「東雲食堂」（新家中町）、「AWESOME PIZZA」。「店舗を構えている店なので味は確か。地域のお店の味を一度に楽しんでもらえる」と三間さん。 　会場には、子ども向けの縁日やワークショップのブースを設置。ピラティスや苔玉（こけだま）作り、コーヒー染め体験などを展開する。野菜、加工食品、古着販売、「MINI」の電気自動車展示なども行う。イベント開催中は5組のアーティストによる「山の音楽ライブ」を開催し、生駒山からの景色とともに、食事や音楽が楽しめる空間を演出する。会場内には芝生マットを敷いたり、イスを設置したりするなど、ゆっくりと過ごせるようにする。 　イベントの開催に合わせ、当日は乗合型移動サービス「mobi」の乗降場所を会場近くに設置。「mobi」は、アプリや電話でサービス提供エリア内の近くの乗降場所まで呼ぶことができる乗合タクシー。利用料金は1乗車300円。 　三間さんは「普段、なるかわ園地は17時までの開園なので夜は初公開。気候のいい時期にマジックアワーや夜景を楽しみながら、音楽を聴き、おいしい食事ができるイベントはなかなかない。東大阪に住む家族連れや、今回はmobiも利用できるのでお年寄りにも来てもらいたい」と話す。 　開催時間は15時～21時。