【山口県】[周南市議会議員選挙]新人、元職6人当選、現職3人落選 40人立候補も投票率は45.72%に低下
「7度目の正直」に喜び爆発 河井美和子さん
「やった! 7度目の正直だ!」―国政選挙に6回出馬して苦杯をなめてきた幸福実現党公認の河井美和子さん(61)は、7回目の選挙戦で初めて栄冠を手にした。河井さんの当選で同党は周南3市すべてに党の議席を確保し、同党としても全国54番目の党議席になった。 戎町の選挙事務所で河井さんは「心臓が張り裂けそうなほどうれしい」と紅潮した笑顔を見せ、支持者約50人に頭を下げた。党本部の江夏正敏幹事長や、同党の山根栄子下松市議、早稲田真弓光市議も祝福にかけつけた。
福祉のチカラまちづくりに活かす 服部恭弥さん
服部恭弥さん(50)の川端町の選挙事務所では当確の知らせが伝わると、20年来の友人の岡本大さん(47)や、赤星登志太さん(63)ら集まった支援者から歓喜の声が上がった。 「福祉のチカラで市民の命、権利、財産を守る!」と掲げ、初の選挙戦に挑んだ服部さん。 これからの4年間を「周南の福祉を守る。もうこれ以上の福祉事業所の閉鎖は阻止したい。福祉現場での人員不足の早期解消もしないといけない」と力強く決意を話した。
「とにかく良かった」と支援者 清水芳将さん
糀町会館に集まった商店街関係者やイベンターなど多くの支援者が、テレビに映る速報の「当」の字を見て「良かった」と安堵したのは午前2時20分ごろ。 最後の1議席を勝ち取ったのは6期目を目指した現職の清水芳将さん(60)だった。 清水さんは最後まで一緒に見守ってくれた支援者に感謝し、「1番最後の当選という現実を受け止め、与えていただいた4年間しっかりと街の賑わい創出や議会問題に取り組んでいく」と決意を語った。