俳優・久我美子さん死去 93歳 誤えん性肺炎により 映画『ゴジラvsビオランテ』などに出演
俳優の久我美子さんが亡くなったことを14日、所属事務所が発表しました。93歳でした。 所属事務所は「弊社所属俳優 久我美⼦ (くが よしこ)は、誤嚥性肺炎により令和6年6⽉9⽇に享年93歳にて永眠いたしました。⽣前のご厚誼を深く感謝し謹んでご通知申し上げます」と報告しました。 厚生労働省によると誤えん性肺炎は、老化や脳血管障害の後遺症などによって、飲み込む機能(えん下機能)やせきをする力が弱くなると、口腔内の細菌、食べかす、逆流した胃液などが誤って気管に入りやすくなり、発症するといいます。 公式プロフィルによると久我さんは、1946年、女子学習院(女学校課程)在学中に、第一期東宝ニューフェイスに合格。翌年には女子学習院を中退し、『四つの恋の物語』で映画デビューを果たしました。1961年には、平田昭彦さんと結婚。1969年から約1年間、『3時のあなた』の司会を務めるなど、1970年代以降はテレビ・ドラマ・舞台を中心に活躍。1989年、映画『ゴジラvsビオランテ』では亡くなった平田さんの遺志を受け継いで女性官房長官役で出演しました。 所属事務所によると、通夜及び告別式はすでに執り行われたということです。