「幸せカナコの殺し屋生活」に出演するのん、藤ヶ谷太輔(写真左から)

10月2日にDMM TV新作ラインアップ発表会「DMM TVまつり ORIGINAL Content Lineup」が都内で開催され、「幸せカナコの殺し屋生活」で主演を務めるのん、共演の藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)が登場。「頑張った」というアクションシーンの感想などを語った。 【写真】のん、藤ヶ谷太輔だけじゃない！「DMM TVまつり ORIGINAL Content Lineup」に登壇した全キャスト集合ショット ■のんがブラック企業を退職して殺し屋に転身する⻄野カナコ役 「幸せカナコの殺し屋生活」は、若林稔弥による同名4コママンガを実写映像化したもの。上司からのパワハラに耐え切れずブラック企業を退職した⻄野カナコが待遇の良さに魅了され、“超ホワイト待遇な”殺し屋に入社。人を殺すことにためらいながらも隠れた才能を開花させ、すご腕の殺し屋へと成長していくコメディーで、のんが主人公のカナコを、藤ヶ谷がカナコを心配し見守る殺し屋の相棒・桜井を演じる。DMM TVオリジナルドラマとして、2025年2月に配信される。 脚本を読んだ感想を、のんは「すごく楽しくて、動物がたくさん出てくるんですけど、原作に出てくるダジャレの動物たちとしゃべったりもするんです。こういう楽しい作品に挑戦できるのはうれしいなって思いました」とニッコリ。 一方、藤ヶ谷は「原作もそうですけど、芝居をするときの台本を読ませていただいて、声に出して笑いました。ブラックコメディーというのは個人的にもなかなか経験がないですし、僕は桜井という役なんですけど、ほとんどセリフがないんです。『…』なので。ハードルもちょっと高いなと思いながらも、こんなにセリフのない作品も初めてでしたので、面白くて声を出して笑いましたね」と、自身のセリフ自体は少なかったながらも楽しく撮影できたことを打ち明けた。 また、殺し屋稼業ということでアクションシーンも多いそうで、のんは「激しいですね。頑張った！」と胸を張り、藤ヶ谷を指して「すごかったですよね」と敬意を示すと、藤ヶ谷は「いや、すごかったですよね」と返すなど、今作が初共演ながら息ぴったりな2人。 その上で、のんが「アクション練習を重ねていたときは、いけてるじゃん私！って思っていたんですけど、アクション監督が藤ヶ谷先輩のアクション練習のときの動画を確認されていて、ちらっと見たら、こんなことやってんの!?って思ってビックリしました」と藤ヶ谷の高難度なアクションを絶賛すると、藤ヶ谷は「お互いにアクションの経験が少なかったんですけど、アクションチームに支えていただきながら、撮影しながら、練習しながら、という感じですごくいいアクションシーンになったんじゃないかなと。まだ編集中らしいので、映像を早く見たいなという気持ちですね」と、それぞれ持てる力を込めて撮影したアクションシーンの仕上がりが気になっているようだった。 ■のん、藤ヶ谷とのバディに自信「このコンビが楽しかったです」 あらためて見どころを聞かれ、のんは「もちろんアクションシーンがすごく格好いいので見てほしいのと、動物たちもかわいくて、カナコが猪突猛進しているところに藤ヶ谷先輩の演じる役は『…』も多いんだけど、カナコに対していら立ったりしているところが面白くて、このコンビが楽しかったです」とアピールし、藤ヶ谷も「クスッとじゃなくて、声を出して笑えるシーンもありましたし、アクションシーンではスカッとするだろうし、ハラハラもするだろうし、いろんな感情になれるような作品。それだけじゃなくて今の社会とかに向けたメッセージも入っておりますので、その辺も見ていただきたいです。最初かみ合ってない2人の成長も見ていただけたらなと思います」と、力強く語った。 ちなみに、劇中でカナコが桜井を桜井先輩と呼ぶこともあってか、のんが藤ヶ谷“先輩”と今回のイベント中は呼んでいたが、藤ヶ谷いわく「撮影終わってちょっと会わないうちに藤ヶ谷先輩に…。ゴチャってなったのかな？現場で言われてなかったので動揺しています」と話すと、のんは「ずっと現場でも(実はこっそり)藤ヶ谷先輩でした(笑)」といたずらっ子のような笑顔で主張。これには藤ヶ谷も「あ…そうだったみたいですね。こっそりね？あぁ…」と、納得の表情を浮かべていた。 なお、今回のイベントには「外道の歌」でW主演を務める窪塚洋介、亀梨和也(KAT-TUN)、同イベントをもって情報解禁となった「ドンケツ」で主演を務める伊藤英明も登壇した。 ◆取材・文・撮影=森井夏月